仲春はゆっくりと通り過ぎる 寝て起きたら3月である。今日の東京の最高気温は20度を超えている。正月のインフルエンザが完治して、これでやっと健康で文化的な本年度を始められるぞ、と意気込んだのも束の間、今度は原因不明の高熱を出して1週間寝込んだ。 脳がグツグツ煮える音が聴こえそうなほど…
![中里見博先生のポルノグラフィ論 (5) / おまけ - 2007-06-16 - kalliklesの目のなかの丸太日記](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/06a15c64ba0ceec233d86d71001ebb29a9dcbf5d/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn.blog.st-hatena.com%2Fimages%2Ftheme%2Fog-image-1500.png)
眼鏡壊れたのでVDTに向ける時間が限られてなかなか書けなくなっています(;´Д`)レンズ固定してるテグス張り直すだけだと思うんだけどテグス何処で売ってるんだろうか、うちの近辺で…一応眼鏡屋に一回は見せて置いた方がいいだろうし…と宙ぶらりんにし続けていますす_| ̄|○ 児ポ法を推進する側や女性優位を目指す人々の多くがフェミニストであり、そのオピニオンリーダについてセックスヘイターが多く見られることを(現状は印象論に基づく仮説ながら*1)この間指摘してきましたが*2、80年代以降のフェミニズムムーブメントと社会の高度資本主義化・新自由主義化がどっぷり四つでかみ合ってしまうと言う不幸な形で、この社会の性を巡る状況は崩壊してしまったように私には見えてならない。 前段階としてあるのは、明治以降強引に移植された西洋・特にアメリカの「進んだ」性道徳やそれ以前の武家社会にあった独特の性道徳と言うものが存在
とかなんという話で盛り上がっているそうで。 アニメ・漫画・ゲームも「準児童ポルノ」として違法化訴えるキャンペーン MSとヤフーが賛同 – ITmedia News 小寺信良:「児童ポルノ法改正」に潜む危険 (1/3) – ITmedia +D LifeStyle MIAU :「準児童ポルノ」に関する公開質問 あまり時間を割けないので例によって『表現の自由を脅すもの』からの引用でお茶を濁す。本当に人間の本性というのはいつでもどこでも変わらないもんだなあ。 アメリカには、どこの国とも同じように、極端にお堅い人達が常に存在した。そうした人達のことをH・L・メンケンはピューリタン――「誰かが、何処かで幸せにしているかも知れないという絶えざる恐れ」に駆られている人達――だとあざ笑った。彼らの好きな攻撃目標は、ポルノであって、神様や、後には、上品さや家庭的価値などを持ちだしてこれをやっつけた。創造論者
彼女[バトラー]が本質主義と呼んで批判するのは、ジェンダーを生物学的なセックスに基礎をもつ自然なものであるとする反フェミニズムの性差別主義ばかりではない。もうひとつの主要な論的[sic――敵の誤植?]は、ラディカル・フェミニズムを標榜するフェミニスト法学者で、おそらくアメリカ合州国で最もメインストリームなフェミニストといっていい存在であるキャサリン・マッキノンなのである。(p.80) マッキノンの議論は表象の批判として理解することができる。彼女の論理構成は単純化すれば、以下のようにまとめられるだろう。表象する主体と表象される客体があり、男性はつねに表象する主体というポジションを占め、女性は表象される客体=対象のポジションに追いやられる。能動性、主体性は男性によって独占され、女性には受動性、客体性しか残されていない。表象する主体は、表象を構築する権力をもち、表象されるだけの客体は、その表象に
直接的にはhttp://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20070923/1190523230の補足。ただ、「受動性」については、http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20060221/1140547241、http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20060315/1142441815、http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20060501/1146502155、http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20060728/1154089615、http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20070321/1174455126、http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20070620/1182357632、http://d.hatena.ne.jp
児童ポルノ:フィリピン、規制審議 被害「最多国」汚名返上へ 単純所持も禁止に(毎日) 国際社会で児童ポルノ取り締まり策が論議を呼ぶ中、フィリピン下院(定数250以内)は児童ポルノの単純所持やネット閲覧を禁じる厳格な児童ポルノ禁止法案審議を進めている。法案には下院の過半数が賛成する見込みで、年内成立の可能性がある。同国はネットや書籍・ビデオ販売などで流通する児童ポルノの発信源の一つ。その「商品」に使われる被害児童の多さでは筆頭に挙げられる。児童ポルノ規制強化の動きは、単純所持を禁止しない日本などにも影響を与えよう。【マニラ矢野純一】 前回のアダルトゲーム騒動と言い今回の毎日新聞の記事と言い、児童ポルノ規制を強化したがる勢力は 諸外国から非難されている構図を報道させることによって世論を喚起し、単純所持禁止の運用上の問題を めぐって与野党が対立して進まない法改正を進めたい考えなのだろう。 児童ポ
日本製「性暴力ゲーム」欧米で販売中止、人権団体が抗議活動 少女を含む女性3人をレイプして妊娠や中絶をさせるという内容の日本製のパソコンゲームソフトに海外で批判が高まっている。 日本での販売中止を求める抗議活動を国際人権団体が始めた。このゲームは2月に英国の国会で問題になり、ビデオ・書籍のネット販売大手「アマゾン」が扱いを中止した。しかし、児童ポルノなどの規制が緩い日本では今でも流通している。 このゲームは、未成年と見られる女子2人とその母親を電車内で痴漢した後にレイプし妊娠や中絶をさせるまでを、コンピューターグラフィックスを使った画像で疑似体験するという内容。横浜市のゲームソフトメーカーが2006年に売り出した。 今年に入り海外の人権団体で問題視されるようになり、英国ではこのゲームをアマゾンで入手できることに驚いた国会議員らが同国内での流通に反対する動議を提出した。こうした動きが英国などの
1. 実は、この文章を書く前に、別のブログ用文章を仕上げている最中だったんだけど、マンガ評論系サイトである『紙屋研究所』に、APP研の主要メンバーである杉田聡が書いた『男権主義的セクシュアリティ』の紹介文が載っていることをこのブログのコメント欄で知り、その内容があまりにも酷かったので急遽予定を変更。こっちの文章を先に書き上げることにする。というか、学術界における表現規制派のトップが書いたトンデモ論文に、マンガ評論をやっている人が条件付きとはいえ賛意を示すのはいかがなものか? APP研はキャサリン・マッキノンというラディカルフェミニストの主張を理論的な柱とする極左系の反ポルノ団体で、学術系のメンバーが数多く在籍している。このラディカルフェミニズムの主要な理論は、男性を資本家、女性をプロレタリアートに見立て、男性が女性を性的に搾取しているというもので、そこからポルノが性暴力を蔓延させる元凶で、
普通の弁護士も被告人も量刑相場を知らないので「こんなもんだ」と思ってるかもしれませんが、これは重いですよ。 仙台の弁護人にも量刑相場とか罪数とか検討して欲しいものです。 2006.09.09 読売新聞社 ◆「心身に傷、非道な犯行」 女児にわいせつな行為をし、デジタルカメラで撮影したなどとして、強制わいせつと児童買春・児童ポルノ禁止法違反の計4件の罪に問われた被告(40)の公判が8日、仙台地裁(鈴木信行裁判官)であった。検察側は論告で「幼い児童の心身を傷つけた非道な犯行」として、懲役6年を求刑した。 起訴状によると、被告は2003年10月、自宅で、女児(当時8歳)にわいせつな行為をした。04年11月ごろには、神奈川県川崎市内で、知人の男(37)=児童買春・児童ポルノ禁止法違反罪で有罪確定=に、同女児のわいせつ画像などを記録したCD−ROM1枚を渡した。また、両被告は04年8月から今年3月にか
先日は表現規制反対運動のメンバーと会食。仕事はダラダラ。本日も寝たり起きたりの繰り返しで仕事は進まず。その間に知人と電話で話をしているうちに、政治関連の書籍の執筆を持ちかけられて困惑。 自分の人生を振り返ってみても、政治に対して強い興味を示したことはほとんどなかったし、今でも基本的に政治には興味はない。表現規制反対運動に関与しているのは、表現規制推進派の主要なアクティブメンバーが、クリスチャン(統一教会を含む)とマルキストで構成されているからだ。どちらも野蛮な思想で、実際に規制運動で相当な実績を上げた過去がある。これと対立するためには、積極的に戦わざるを得ない。 日本の表現規制が、性器の直接描写をのぞいて比較的緩やかなのは、戦国末期から江戸時代にかけてクリスチャンを撲滅し、同時に寺社奉行を強化して宗教を骨抜きにしたからだ。もちろん、江戸時代は封建制度なので表現の自由などなかったわけだが、こ
杉田聡『男権主義的セクシュアリティ』 「あなたを信頼していたけど、あなたまでポルノを見ていたなんて死にたくなった。死ぬ。世の男性とあなたのせいで死ぬことにした」 ぼくが「アダルトビデオ」を見たことがある、とある女性に言ったら、こう言われた。 彼女は、同じサークルで、しかも「進歩的」とおぼしき人々が集まる場所で、男性たちの手によって水着の女性のグラビアが載った雑誌が無造作に放っておかれることに、どうしようもないほどの不快感をおぼえていた。 その女性から聞かれたので、ぼくも正直に答えた。「街を歩いている女性に劣情をもつことがあるか」、「ある」。自分もそんなふうに欲情されている対象だと思うと反吐が出る、と彼女は言った。 男たちは彼女に問いつめる。 「じゃあさ、ポルノって、グラビアアイドルもダメなの? 頭のなかで妄想するのもダメ?」 彼女は怒る。 「男は、すぐそうやって、『境界』を持ち出す。境界の
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く