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2011年2月13日のブックマーク (1件)

  • ニュースUP:「娘の敵を」と願い続けた父=広島支局・中里顕 - 毎日jp(毎日新聞)

    <おおさか発・プラスアルファ> ◇極刑、遺族にも重圧 「極刑を主張するのは苦しかった」。広島市で05年、小学1年の木下あいりちゃん(当時7歳)が殺害された事件で、父親の建一さん(43)は裁判が全て終わった後に胸の内を明かした。裁判員裁判の時代、選ばれた国民は「死刑」に向き合わなければならない。その是非を論じるとき、遺族が負わされた「重圧」を知ってほしいと思う。 ■許せないけれど 建一さんは今、数千枚に及ぶ娘の写真を整理しようと決めている。殺人と強制わいせつ致死などの罪に問われたペルー国籍のホセ・マヌエル・トレス・ヤギ受刑者(38)の無期懲役判決が確定してから5カ月余り。広島地検からは、証拠品として保管されていた赤いランドセルや制服などの遺品も返ってきた。 建一さんが心残りに思うことがある。「ランドセルを背負った写真を撮っていなかったんです」。最愛の娘と、このような別れ方をしようとは想像でき