国土交通省は4月25日、「建設労働需給調査結果」の3月分を発表した。全国の8職種の過不足率は0.8%の不足となり、2月と比べ0.2ポイントと不足幅が縮小。前年同月(0.9%不足)比では0.1ポイント不足幅が縮小した。 職種別の状況では、とび工で均衡、鉄筋工(土木)で「過剰」、その他の職種で「不足」となった。左官の過不足率について対前年の増加幅が大きくなっている(マイナス1.5%→1.5%)。一方、鉄筋工(建築)の過不足率は対前年の減少幅が大きくなっている(4.7%→2.6%)。 8職種の今後の労働者の確保に関する見通しについては、全国で「普通」となっている。 同調査は、2023年3月10日~20日までの間の1日(日曜、休日を除く)を調査対象日として、1461店・社の手持現場9349カ所、一般工2万4591人を対象に調べたもの。
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