門前の言葉で賞レース 今年5月にスタートしたこの連載の初回に、 「門前の掲示板、通りがかりの人がけっこう読んでくれてます。だから、読んだ人が写真撮ってSNSに投稿したくなるように言葉を考えてます」 とお坊さん仲間で雑談していた話を書いた。その時点ではまさかこんなに早く、お寺の掲示板の言葉を競う賞レースが企画されるとは、思ってもみなかった。旧知のお坊さんからその構想を聞いたのは、5月末ごろだった。彼いわく、「最近、ツイッターなどのSNSに、ときどきお寺の掲示板の言葉や画像があがってくる」「話題性のあるお寺の掲示板の言葉を投稿してもらって、表彰する仕組みを作りたい」という。ついては、「私がこれまで書いてきた掲示板の画像を提供してほしい」とのことだった。私はもちろん協力を約束した。 そんなやりとりからしばらく経って、今年7月、「輝け!お寺の掲示板大賞2018」(主催:公益財団法人仏教伝道協会)が
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