甲子園球場の銀傘で稼働を始めたソーラーパネル=1日午後、兵庫県西宮市、矢木隆晴撮影甲子園球場の銀傘での発電状況を知らせる表示板=1日午後、兵庫県西宮市、矢木隆晴撮影銀傘に設置されたソーラーパネル=2009年12月、兵庫県西宮市、朝日新聞社ヘリから 阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)の大屋根「銀傘」で1日、太陽光発電設備が稼働した。銀傘の4分の1にあたる外壁寄りの約1800平方メートルに1600枚の太陽光パネルが敷き詰められ、阪神タイガースの甲子園での年間ナイター照明使用量に相当する年約19万3千キロワット時の発電が見込まれている。 導入費用は計約1億5千万円。球場全体の使用電力量の約5.3%が太陽光発電でまかなえる。一塁側と三塁側の内野席通路には発電量の表示板も設置。来場者が稼働状況を確認することができる。 プロ野球球団が本拠地として使っている球場での太陽光発電設備の導入は、広島カープの