埼玉県警大宮西署は7日、自動車運転過失傷害と道交法違反(救護措置)の疑いで、さいたま市西区水判(は)土(た)、防水工、冨岡秀明容疑者(23)を逮捕した。 同署の調べによると、冨岡容疑者は7日午前0時半ごろ、さいたま市大宮区三橋の市道のセンターラインを越え、対向してきたタクシーと衝突。冨岡容疑者は救護措置を取らずに逃げ、通行人の110番通報で駆けつけた同署員に任意同行を求められ、署内で逮捕された。調べに対し冨岡容疑者は「酒を飲んで運転した」などと供述している。 タクシーを運転していた同市北区宮原町、男性運転手(60)は搬送先の病院で死亡した。冨岡容疑者からは呼気1リットル当たり0・35ミリグラムのアルコールが検出された。