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ブックマーク / nagise.hatenablog.jp (11)

  • 言語機能としての型、概念としての型 - プログラマーの脳みそ

    某エントリが型について再考するきっかけになったのは事実だが、個々人の思想の成否を問う気がないのでとくにリンクはしない。ここでは型とは何かという点について僕なりの思想を記しておきたい。 データ型を区別しない世界 ごくシンプルなチューリングマシンを考えよう。 チューリングの仮想機械は、 無限に長いテープ その中に格納された情報を読み書きするヘッド 機械の内部状態を記憶するメモリ で構成され、内部状態とヘッドから読み出した情報の組み合わせに応じて、次の動作を実行する。 ヘッド位置のテープに情報を書き込む 機械の内部状態を変える ヘッドを右か左に一つ移動する 上の動作を、機械は内部状態が停止状態になるまで反復して実行し続ける。 チューリングマシン この原始的な世界において「型」はない。メモリは抽象的で全てのメモリは同等に扱われ区別する必要はない。 また、チューリングマシンに程近い原始的なプログラム

    言語機能としての型、概念としての型 - プログラマーの脳みそ
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    REV 2013/03/01
    ”123 ”と” 123”の差について
  • 契約ってのは意外と交渉の余地がない - プログラマーの脳みそ

    株式会社マジカジャパンの羽生章洋が書いてるブログ:元請けにこだわる理由 - livedoor Blog(ブログ) 「元請けにこだわる理由」の「いいがかり」についてひとこといっておくか - yvsu pron. yas あたりの話。 自分は地方の零細の下請け会社なわけなんだけど、自分の判断で契約を行える自由を持っている。かといって、契約内容については、実はそれほど自由には決められないものだ。 というのは、こっちの話ではなく、相手側の話なのだ。中規模以上の会社と契約しようとすると、おおむね定型の契約方式のいずれかを選択、変更可能なのは一部の数字だけ、ということが多い。 フリーエンジニアになってぶち当たる壁 IT関連と言うのは独立が非常にしやすい。設備投資などがほかの業種に比べ圧倒的に少ないから、自分の技術力を買ってくださいと個別交渉することさえ出来るなら即刻独立することができる。 フリーの身に

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    REV 2009/07/31
  • はてブの客観性 - プログラマーの脳みそ

    BBSやチャット、SNSなどによる対話では相応の同調圧力が発生するが、はてなブックマークではそれが弱いように思う。 同調圧力をうける場合、 発言に先立って他の人の発言を確認すること という大前提があると思う。というか、他人が何を言ったのかを全く知らない状態で、皆が同調圧力で口々に同じことを言うのだとすれば、それはもはやテレパシー的な何かを受信していることになる。ゆんゆん。 対面の場合は圧力のもととなる相手から自分を分断することができないわけだけど、ネットの場合は一応離脱が自由なだけ同調圧力は弱い。集団レイプ事件みたいな対面での同調圧力だと手を汚さなければ自分が被害側に回るという恐怖があるだろうが、ネット上では意に反した行動を強要されることはなくて、その場を観測しつつもただ黙っていれば手を汚さずに済む。 そうは言っても、BBSにせよチャットにせよ、時系列的な流れを確認しやすいようにできている

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    REV 2009/06/22
  • 知性を測る - プログラマーの脳みそ

    長文日記を読んでて、ある人がある種の知性を持っていると計測することってのは、対人でチューリングテストを行うようなもんかもなーっと思った。チューリングテストってのはAIの知性の有無を判断するにはどうしたらいいかという論だ。対象物がAIか人間かはともかく、ある種の知性があるかを測ろうとする目的感はなにか通じるものがあるんじゃないか。 面接で技術力を探る場合、やることはプログラムのブラックボックステストと似通っていて、ある種の問いに対して反応がどうなるかを見て判定するわけ。その問いの選択の仕方なんだけど、プログラムの場合同様に境界値テストみたいな感じのバグが潜みやすいところを選んでテストケースとすると比較的効率的にバグを発見することができる。*1 近年の流行としては、プログラムのテストをプログラムにやらせるというのがあって、これは自動テストと呼ばれるのだけど、同一のテストを繰り返し行う場合にコス

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    REV 2009/03/07
  • 他社の新人教育を引き受ける理由 - プログラマーの脳みそ

    新人教育というのは、会社の未来に繋がる重要事項である。新人のうちに会社としての方向性を植え付けるのだ。その新人教育をOJTとか言って現場に丸投げする様を見るとその会社は大丈夫なのかな?と思わざるを得ない。 うちのプロジェクトは中請けの会社の社員らとチームを組んでいるのだけど、チームリーダーは傭兵部隊であるはずの自分で、中請けの新人を預かっていたりするという、歪な構成になっている。 なんでこんなのを請けているのかと言えば、文化のためなのだ。技術志向を新人に植え付けていくのである。かっこうの託卵のようなもんで、飯をわせる責任は中請け会社が負うのだけど、うちのような技術志向の会社にとって都合のよい方向性に育てていくのだ。 技術志向を植えられて育った技術者が、技術を重視しない中請け会社に所属することに疑問を持ち始める日が来るだろう。もしその会社の業績が悪化して希望退職を募ることになったとすれ

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    REV 2008/12/07
  • SI屋の経営陣が技術の空洞化に気づかない理由 - プログラマーの脳みそ

    忘年会シーズンが始まった。私も仕事柄、取引先の忘年会に出たりするわけなんだが、こういう場ではその会社の経営陣と会話をすることができる貴重な場でもある。 自分の今のプロジェクトは契約上の関係で間に中請けに入ってもらっている*1わけなんだけど、プロジェクトで中請けのとこの新人君と3年目の子を預かって教えている。また、その会社で社員によって自主的に行われているJava勉強会の講師をやったりしている*2のだけど、そんな実情は経営層は全然知らないわけだ。 技術力が外注の傭兵部隊からの借りものだったとして、プロジェクトが完遂してうまくいったとなれば、中請けの会社としては「うちもなかなかやるじゃないか」と思うことだろう。勝利の栄誉は軍を率いた大将のものである。しかし、軍を勝利に導いた戦果は誰が挙げたのかは無視できない。ましてや、それが間に合わせで雇った傭兵となれば、強いのは我が軍だ、と言えるだろうか?

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    REV 2008/12/07
  • 中途半端に優秀なプログラマが「迷信」だと思いこみがちな3つの「正しいプログラミングテクニック」 - プログラマーの脳みそ

    プログラムは人間の思いとは裏腹に、ただただ冷徹に書かれたコードの通りに動く。 その淡々たる様に反して、プログラミングというのはあまりに曖昧で、プログラミングテクニックと呼ばれるものは皆、ごくごく微妙な且つ大量の前提条件のパラメータによって、適用の可否が分かれる。 以下の3つの事項は、90%以上の前提条件のもとで、正しいのだが、ごく稀にそれを適用しない方が良いという例外事項がある。 そう、例外事項がある。 ただし、それはあくまで例外事項であって、そのプログラミングテクニックが迷信なわけではない。プログラミングテクニックの例外を理解し始めた時には、例外的なシチュエーションばかり考えてしまうことがあるが、それはプログラミングを学ぶ上での通過儀礼と言えよう。 「変数のスコープは狭いほど良い」 まず間違いなく狭い方が良い。 大量のゴミ変数がスコープ内にある状態ではインテリセンスは全く役に立たなくなる

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    REV 2008/10/27
    ブクマ米などを見るに、皆分かっているとは思うんだけど。
  • 物語の薄っぺらさと議論 - プログラマーの脳みそ

    http://b.hatena.ne.jp/entry/http://anond.hatelabo.jp/20081026030356http://b.hatena.ne.jp/entry/http://anond.hatelabo.jp/20081026030356 ブクマのコメントを見たり、blogでの反応を見たりした際に、ネガティブな反応と、ポジティブな反応で全然違う感想を持たれているエントリというのが世の中にはある。 小説などの物語もそうだし、blogのエントリもそうなのだけど、文章の向こうには書いた人の思想や経験、感情といったものが透けて見える。その透けて見える思想が短絡的で思慮不足だったりすると、「薄っぺらい」と感じてしまう。 ここで厄介なのは、「透けて見えた思想」というのが読み手によるというところ。 他人の思想を批評するにあたって「こういう理由でこういう考えをするのだろう」と

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    REV 2008/10/26
  • 罵倒系blogで失敗を反省するところって見た覚えがないな - プログラマーの脳みそ

    ホリエモンについて述べたら罵倒系blogから罵倒されたんだけど、 某懇親会でライブドアの関係者に聞いたのだけど、ソニーの話とかはやっぱり当だったらしい。まぁ裏を取らなくてもそれなりのIT技能と経営技能を持っていて、色メガネをかけていなければ、あの記事からリアルを感じ取れるわけだが、そこを確認してしまいたくなるあたり自分もミーハーなもんだな、と思う。 ホリエモンの凄さを垣間見る - プログラマーの脳みそ とあるように、色メガネで見ちゃうと見えないよね、と言っているまさにその通りのことをやっていて苦笑。彼はよほどホリエモンに恨みでもあるのだろうか。坊主憎ければ袈裟まで憎いですね、わかります。 ホリエモンについていえば、法を犯したことは裁判の結果の通りだし、何も悪いことをしちゃいないなどと言う気はないが、その思い込みだけで見ちゃうと「奴は悪人だ、いいことなんて一切していない、奴のやったことは全

    罵倒系blogで失敗を反省するところって見た覚えがないな - プログラマーの脳みそ
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    REV 2008/09/18
    4:「ネタだよ」  5:「釣りだよ」 6:「レトリックに反応するなw」// 7:「これは、高度なテキストサイト的コミュニケーション」
  • リンクとURLの狭間 - プログラマーの脳みそ

    テキストリンク (Text Link) – Get this Extension for 🦊 Firefox (ja)みたいな、リンクになっていないURLをワンクリックで開けるアドインとか見ると、無断リンク禁止!って言う人は、リンクの有無に関わらず、そもそもURLを表記してくれるな!と主張しなくてはならなくなる。 それは最早、俺に言及するな!というのと変わらない。このあたりは無断リンク禁止派の人ってttp://ならいいの? - プログラマーの脳みそで書いたとおり。

    リンクとURLの狭間 - プログラマーの脳みそ
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    REV 2008/06/25
    「"○○" "××" という言葉で検索しちゃ駄目ダゾ」というのは、どういうバカだろう。
  • 無断リンク禁止派の人ってttp://ならいいの? - プログラマーの脳みそ

    「俺は無断でリンクするけど、お前は俺にリンクするな」がダメなのはわかるよね。 無断リンク論は麻疹のようなものかもしれない - プログラマーの脳みそ だからこその無断リンク禁止宣言なのでは。つまり、「(お前は無断リンク禁止を宣言してもよい。しなくてもよい。もしもお前がその宣言をしないなら、)俺は無断でリンクするけど、(俺は無断リンク禁止を宣言するから、事前の通告なしに)お前は俺にリンクするな」なら筋が通るわけです。 無断リンク禁止宣言サイトへの無断リンク行為とは ふむふむ。なるほど。面白いアイデアだ。宣言によって対称性を確保しようという試みなんだね。「誰もが、相手がどのように宣言したかを確認したうえで、リンク拒否をしていないなら自由にリンクすることができる」というルールならどうか、というわけだ。 無断リンク禁止 = 無断言及禁止 ところで、引用元のエントリでは結論として以下のことを導いていた

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    REV 2008/06/09
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