京都市の精神科の医師が、交通違反で検挙された際、反則切符に自分が担当する患者の名前を書いたとして、有印私文書偽造などの疑いで逮捕されました。この医師は、患者の名前を無断で使ったとみられる住民基本台帳カードなどを持っていたということで、警察がいきさつを調べています。 検挙された際、運転免許証を所持していないとして、清水医師の顔写真で名前がこの患者になっている住民基本台帳カードやパスポートを見せていたということです。この患者が後になって清水医師から「あなたの名義で交通違反をした」と言われたため警察に相談し、患者名の違反の記録が見つかったということです。 警察によりますと、容疑を認めているということです。警察は患者の名前を無断で使ったとみられる住民基本台帳カードなどを持っていたいきさつを調べています。