長男(3カ月)の肛門(こうもん)からシャワーで湯を入れ、腸を破裂させる重傷を負わせたとして、岐阜県警は19日、岐阜市北一色6丁目の無職石井利樹容疑者(21)を傷害容疑で逮捕し、発表した。「けがを負わせるつもりはなかった」と容疑を一部否認しているという。 岐阜中署によると、石井容疑者は11月28日午後6時ごろ、自宅で入浴中に長男の肛門から湯を注ぎ、腸の一部を破裂させて腹膜炎などの重傷を負わせた疑いがある。内縁の妻(26)が「息子が風呂で水を飲んで呼吸がない」と119番通報して発覚した。 石井容疑者は内縁の妻と長男、内縁の妻の娘2人の5人暮らし。石井容疑者は長男の顔を殴った別の傷害容疑で11月29日に逮捕され、処分保留で釈放されていた。