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ブックマーク / d.hatena.ne.jp/cherry-3d (11)

  • ニコ動で紡がれる「物語」、歴史小説とライトノベル - 架空力学のセカイ

    前島です。 いい加減、半放置状態もやめて、週1くらいの更新ペースを目指したいと思います。 というわけで、今日は、僕も現代に生きるライターとして、ニコニコ動画の話をしてみようと思います。ただ、僕は、コミュニケーションとしての作品消費というテーマには、あんまり興味がない。そういう欲望自体が非常に薄い。ニコニコ動画も、プレミア会員ですが、コメント書き込んだことは一度もない。 そんな人間なので、あくまで、ニコニコで語られる物語、という点から語りたいと思います。 さて、ニコ動画には、プレイ動画というのがけっこう上がっています。その名のとおり、ゲームをプレイしている様子を録画し、アップロードしたものです。その多くは「このゲームの攻略法を教えてやる!」とか「俺のテクニックを見ろ」とか、あるいは逆に「自分のへタレプレイをあげるのでアドバイスくれ」とかだったりしますが、とにかく、多くのプレイ動画では、うp主

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    REV 2008/07/15
    居眠り磐音読んでる。ラ(以下略
  • I have a dream/君はライトノベルのために死ねるか - 架空力学のセカイ

    先日のエントリに対して、id:kim-peace氏からトラックバックを頂いたので返答します。http://d.hatena.ne.jp/kim-peace/20080311/p1論点その1、について 単純に論点をずらしているように思います。僕が問題としたのはあくまで特集タイトルの問題です。たとい中身がまともであろうとも、他のジャンルであれば「中身がマトモで、特集タイトルもまともである」にもかかわらず、ライトノベルだけ「バカ」だの「終わっている」だのタイトルで言われるのはどうなのよ、ということ。そして、そこには明らかなジャンル差別があることを指摘しているのです。さらに例を挙げれば、目次には付いている「いいえ、これから始まるんです」というサブタイトルが表紙では抜け落ちているところまで含め、やはり悪質な釣りだな、と思うしだいです。 なるほど、たしかに、id:kim-peace氏の言うように、ライ

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    REV 2008/03/12
    「五十年後に創元や早川があるのか、というつっこみはひとまず置く」ぺとグインは続いていそうなきがする。
  • 前島氏の自決について思う - 架空力学のセカイ

    先日行われたライトノベル・ファン・セミナーに、文学者、評論家、東浩紀の劣化コピーとして有名な前島有希夫氏が乱入、実行委員長を人質にとって演説を行った後、自決した事件は、多くのラノベ文化人に衝撃を与えた。ことの発端は、今月発売の『ダ・ヴィンチ』による「ライトノベルは終わったのか?」という特集である。ダ・ヴィンチ 2008年 04月号 [雑誌]出版社/メーカー: メディアファクトリー発売日: 2008/03/06メディア: 雑誌この雑誌は、以前にも、「ライトノベル読者はバカなのか?」という特集を行った。正直、こんな特集タイトルつける雑誌の品性のほうがよっぽと終わっているし、バカだし、下劣なのは明白である。僕はそう思う。こういうふうに怒ると、人はまあ、特集タイトルは特集タイトル、中身は別、だからという。だが、『ダ・ヴィンチ』がこれまで「山田悠介ファンはバカなのか?」「J文学は終わったのか?」など

  • 「『涼宮ハルヒの憂鬱』12話」の憂鬱 - 架空力学のセカイ

    驚くほど楽しめなかった自分にびっくりしている。いや、作画が神ががっているのわかるし、そりゃみんなCD買いたくなるよ、といのもわかる。わかっているし、これは単に自分という人間が学園祭というものにまったくいい思い出がなかった非モテ中学生だったから*1という個人的な理由に起因しているのだと思う。とまれ、もう一回観れば楽しめると思って観返したのだが、やっぱり楽しめず、いまだもやもやしたままなのでここに書いておきたい。一言で言えば、こんなハルヒは見たくなかった。『ハルヒ』は、でなく、ハルヒは。全校生徒(?)がハルヒの歌唱力に大注目とか(「サムデイインザレイン」の、あるいは下手な学生映画にすぎない「朝比奈みくるの冒険」の、しょせんハルヒも大勢の中の平凡な学生でしかないっていう、あの残酷な認識はどこにいったんだ?)*2、たかが学園祭での演奏程度で「何かをやっているって感じがした」なんてあっさり充足しちゃ

  • 「聞こえますか? わたしはここにいます」 - 架空力学のセカイ

    いきなり、こんなセリフで始まるのである。また電撃のラノベにでも引っかかったか、とお思いであろう。違うのである。いやたしかに例によって今月もセカイ系ホイホイに引っかかって地雷は踏んだが、しかしこれはゲームである。先日買ったゲームが、である。仕事の息抜きと称した現実逃避のためのゲームが、である。しかし、ただのゲームではない。ガンパレでもガンオケでもアルトネリコでもない。Wizである。Wizardryである。ウィザードリィである。Wizがセカイ系なのである。硬派。極北。原点にして到達点なWizがである。シンプル極まりないゲームシステムがもたらす無限大の自由度と、無慈悲な確率計算がもたらす無限大の恐怖の狭間に存在するゲーム、Wizが、である。Lv13の侍がウサギに首を掻っ切られてロスト*1し、あるいは石の中に転送されてパーティーが丸ごとロストし、ラスボスよりランダムエンカウントの魔神のほうが死ぬほ

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    REV 2006/06/12
  • 本を買うのは楽しいなぁ - 架空力学のセカイ

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    REV 2006/06/08
  • スレイヤーズばなし - 架空力学のセカイ

    id:CAXさまより……って発言(「スレイヤーズが好きだった10代の僕を、どうやって肯定すればいいんですか!」引用者注)は前島賢のものだったのか。まあ自分は『スレイヤーズ』の編は未だに読んだことがないから(アニメは観たけど)、肯定も否定も寛容も嘆きも出来ないので、その発言の意味する意もよく判らないんだけど、なにが理由でそんなにトラウマっぽく感じているのかはちょっと知りたい。小説版の『スレイヤーズ』には、それほどまでにトラウマになるような衝撃のストーリーがあったりしたのかな?http://d.hatena.ne.jp/CAX/20060531/zaregotoなんて質問(?)をいただいた。こういう「なんで俺にとってライトノベルは重要なのか」的な自分語りに1万語ついやすよりも、マジメに(特に誤字脱字のチェックをな!)書評を書いたりするほうがよほど有意義なものになると思うのですが、一応、反応

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    REV 2006/06/03
  • エースコンバット ZERO:「僕達の戦争」が始まる - 架空力学のセカイ

    エースコンバット・ゼロ ザ・ベルカン・ウォー出版社/メーカー: ナムコ発売日: 2006/03/23メディア: Video Game エースコンバット・ゼロを一通りクリアした。 前作に比べて難易度も低く、数時間で一周することができた。「5」のファンディスクという感じのあっさりさで、mixiなんかを見ると結構批判も多い。それもわからなくもないのだけど、自分は前作「5」のハリウッド映画のようなストーリー*1がとにかく肌に合わなかったので、今作は大分楽しむことができた。 ゲームシステムや操作性に関しては他の方に任せるとして*2、ストーリーを中心にその辺の感想をつらつらと書いてみたい。 以下、エースコンバットシリーズのネタばれを含みます。 発売前のアオリだと、前作「5」の過去にあったベルカ戦争(この世界における第二次世界大戦のようなもの。ベルカはドイツとおもいねぇ)が舞台ということだったが、これは

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    REV 2006/05/08
  • 最近の仕事 - 架空力学のセカイ

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    REV 2006/03/29
  • ライトノベル完全読本3 - 架空力学のセカイ

    「2」に引き続き、レビューを書かせて頂いてます『ライトノベル完全読3』の発売がようやく決定したようですね。なによりです。原稿を送ったのは何ヶ月前だろう……。それはそうと、amazonにあがっていた表紙を見て愕然となりました。ボーイズラブ特集はまあいい――いや、むしろそのへんに疎い人間としては大変楽しみにしているんですが――として、・ブギーポップ・スレイヤーズ・アルスラーン戦記・三大作品徹底解説!ってのはいったい何なのでしょうか? いまは何年でしょうか? 加野瀬さんに「スレイヤーズが好きだった十代の僕を、今の僕はどうやって肯定したらいいんですか!」とか叫んだのはいったい何年前でしたでしょうか? とにかく意図がわからない。今のライトノベルは「アルスラーン」(物語消費)、「スレイヤーズ」(物語消費のパロディ)、『ブギーポップ』(実存的青春小説エヴァ)という流れを経て、現在は明らかに別の局面に

  • 架空力学のセカイ

    前島です。気がつくと2ヵ月ちかく更新していませんでした。すいません。えー、でタイトルですが、ガガガ文庫の新刊欄を見て盛大にコーヒーを吹いたので、更新してみます。ガガガ文庫の11月の新刊欄に(http://gagaga-lululu.jp/gagaga/)に、此よりは荒野 Guns for Nosferatus1(仮)著/水無神 知宏 イラスト/未定 との記述があります。水無神知宏!同姓同名の別人でなければ、かつて富士見ファンタジア文庫で『戦闘装甲猟兵の哀歌』という作品を発表された方です。名前を見て、速攻で記憶がよみがえってくるぐらい、僕は大好きだった作品で、個人的には『ソリッドファイター』の完全版が出る! 並みのビッグニュース。いや、みなさんの多くは「誰それ」と思っていると思いますので、氏の新刊を待つ間に、皆さんにも作を紹介したいと思います。『戦闘装甲猟兵』が発表されたのは、1994年。

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