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  • | 書籍編集者の裏ブログ

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    REV 2006/12/24
  • 『エンタテインメントの必須条件』

    エンタテインメント小説を読んでいると、売れているものに共通する特徴がいくつかあることに気がつきます。 キャラクターがしっかり描き分けられている。 読みやすい文章。 ふたつのストーリー。 細かく見ればいくらでもあるのでしょうが、大きくはこの三点です。 ここでは三番目の、「ふたつのストーリー」について書かせていただきます。 ふたつのストーリーというのは、大きなひとつのストーリーと小さなたくさんのストーリーということです。 冒頭で事件が発生し、その事件小説の終わりまで片付かない。 その間、小さな事件が発生しては解決されていく。 一方で、冒頭の大きなストーリーが時折、顔を出して、飽きさせない。 そして、最後に、大きなストーリーと最後の小さなストーリーが絡み合って、物語が終結する。 持ち込み原稿などで、素人の方の小説を読んでいると、こうした複合したストーリーには、まったくといっていいほどお目に掛か

    『エンタテインメントの必須条件』
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    REV 2006/09/04
  • 『叙述と描写』

    叙述は、つらつらと説明してしまうこと。テレビドラマや映画でいえば、ナレーションの部分。この叙述ができていない小説が新人には多い。さっさと叙述で済ませてしまった方がよいところは、説明してしまった方がよい。その方が、読者を物語空間に拉致しやすくなる。しかし、「ここぞ」というところを叙述で書き飛ばしてしまうと、味のない小説になってしまう。その加減はとても大切。 ベテラン作家でも新聞連載などは、どうしても叙述が少なくなって、アンバランスな展開になってしまうことがある。 時折、叙述だらけの短篇もあったりする。そうしたものは、小説というより、「○○譚」といった趣のものになる。しかし、立派な文体があれば、それはそれで成立したりもする。 描写は、ボクシングでいえば、足を止めての打ち合いである。野球のニュースで、映像が流れるところである。そのシーンに繋ぐようにしゃべるアナウンサーの言葉は、叙述である。この描

    『叙述と描写』
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    REV 2006/07/06
  • 『文体』

    純文学を書く人には文体を身につけて欲しいという話。 文体は、純文学の世界では、最重要の要素といっていい。要素どころか、すべてといってもいい。 「文は人なり」 といういう言葉があるが、まさにその通り。文体は書く人そのもののなのだ。書き手の書き手としての人格のすべてがそこに宿らなくてはならない。そうしたもの以外、文体とはいえない。文体とは、書き手の血であり、肉であり、脈動であり、吐息であり、体温なのだ。 昔の作家のエッセイには、 「文体を獲得するのに、2000枚の習作をものした」 とか、 「この習作で、はじめて、『文体が出来たね』と褒められた」 とか、 昔の文学賞の選考委員の選評では、 「この人は、未だ、文体というものを獲得できていない。まず外した」 とか、 「まずは、文体を身につけてからだ」 などという言葉が乱れ飛んでいた。 「文体の獲得」=「プロの純文学の小説家」 ということなのである。

    『文体』
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    REV 2006/05/20
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