「キャップで子供の命が救える」という運動に賛同した堺市中区の市立深井小学校は、ペットボトルのキャップや缶ジュースのプルトップを学校ぐるみで集めるキャンペーンを行った。 「世界の子どもにワクチンを 日本委員会」(東京都)が「キャップなどを集めることでポリオワクチンが購入でき、途上国の子供の生命が救える」と提唱。予防可能な感染症で亡くなる途上国の子供を減らそうと、深井小でも3年前から4年生がキャップを集める取り組みを続けており、今回初めて学校ぐるみで6月26~28日の3日間実施した。 キャンペーンでは、児童らは連日、大量のキャップを持って登校。正門前で実行委の児童に次々と手渡され、段ボール箱計4箱分になった。今後分量などを集計し、1学期末の7月20日ごろにまとめて持っていってもらうという。 実行委の4年、北埜陽菜さん(9)は「ごみとして捨てているキャップを協力して集めるところが楽しい。今後も集