岐阜県総合医療センター(岐阜市)は11日、院内の新生児集中治療室(NICU)に入院していた新生児がメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)に感染し、死亡したと発表した。同センターは6日からNICUへの新規患者の受け入れと母体搬送をやめ、感染した経緯を調べている。 病院によると、亡くなったのはセンターで8月6日に661グラムで生まれた超低出生体重児の男児。生後すぐ気管挿管をし、NICUに移した。24日に肺炎発症を確認し、挿管チューブからMRSAを検出。抗生物質を投与したが、28日に死亡した。MRSA以外による肺炎も否定できないとして病理解剖を実施。10月下旬、死因を院内感染によるMRSA肺炎と判断した。 センターでは現在、0~2歳の乳幼児12人がMRSAに感染している。うち2人は10月1日と20日にそれぞれMRSA肺炎を発症したが、快方に向かっているという。 渡辺佐知郎院長は今月11日に記者
いじめを受けた大津市立中学2年の男子生徒が一昨年10月に自殺した問題に絡み、いじめたとされる同級生の「祖父」としてブログに事実無根の書き込みをされた滋賀県栗東市の病院職員の男性(63)が11日、ブログを書いた兵庫県西脇市の男性(37)を相手取り、慰謝料など165万円を求めて大津地裁に提訴した。 訴状によると、西脇市の男性は昨年7月、「大津イジメ自殺事件」と題したインターネットのブログの記事に原告の顔写真2枚を掲載したうえ、「同級生の祖父」として経歴などを書き込み、少なくとも十数万人に閲覧させて社会的評価を著しく傷つけたとされる。 原告は同級生と同姓だったが無関係で、男性と面識はなかった。ブログはネット情報をつぎはぎしたものとみられるという。
(CNN) 米オハイオ州で動物愛護団体創設者の女性が、保護した犬31匹と共に、自宅ガレージの車の中で死亡しているのが見つかった。地元警察は11日までに、自殺と断定した。 死亡したのは、捨て犬などの保護活動を展開している愛護団体「アニマルライツ基金(ARF)」の創設者、サンディ・ラーツマンさん。62歳だった。自宅ガレージ内でエンジンをかけたままの車の中で、小型犬31匹と共に死亡しているのが4日に見つかった。 警察が調べた結果、車内には薬品の容器が、自宅には遺書があったという。 警察によると、ラーツマンさんの遺体は友人が発見した。最後に目撃されたのは3日だったという。 犬1匹だけは車から飛び出して命拾いし、ガレージ内で警察に発見された。ラーツマンさんの家族に保護されて回復に向かっているという。 ARFはウェブサイトに追悼談話を掲載し、「彼女の毎日は、シカ、リス、鳥、アライグマ、ガチョウ、それに
台風30号が通過したフィリピン東部レイテ州タクロバンで、略奪した物資に群がる被災者(2013年11月10日撮影)。 【AFP=時事】食べ物を求めて遺体が散乱するがれきの中をあさり回る人々、救援物資の輸送車列を襲う暴徒ら――猛烈な台風30号(アジア名:ハイエン、Haiyan)の直撃を受け、1万人以上が死亡した恐れが出ているフィリピンの被災地では、生き延びようとする被災者の必死の行動が新たな恐怖を生み出している。 【写真12枚】一家で略奪する姿も 東南アジアの島国フィリピンを横断し、ほとんどの都市に壊滅的な被害を与えた観測史上最大規模の台風が去ってから2日。津波のような大波によって多くの建物が損壊したレイテ(Leyte)島東岸の港湾都市タクロバン(Tacloban)で10日、AFP記者は住宅の残骸を物色していた1人の男性を取材した。 ■短パン1枚、「3日間食べていない」 この男性、エドワ
異常なレールの放置が相次いだJR北海道で、検査や補修を担う一部の現場の部署が、ことし9月の国の監査の直前に、レールの幅などのデータが基準以内に収まるよう改ざんしていた疑いがあることが関係者への取材で分かりました。 JR北海道は、緊急の調査を始めました。 JR北海道では、ことし9月の脱線事故のあと社内調査をしたところ、合わせて270か所で補修が必要なレールの幅などの異常が放置されていました。 ところが、社内調査に対し「異常はない」と報告した一部の現場の部署が、脱線事故後に行われた国土交通省の特別保安監査の直前、異常が見つかったレールの幅などの検査データを、基準以内に収まるよう数値を改ざんしていた疑いがあることが関係者への取材で分かりました。 NHKが入手したこの部署に関する検査データの内部資料では、今年度、現場で測定したレールの幅などを記録する「野帳(やちょう)」と呼ばれる用紙に記入された数
11日午前10時40分ごろ、東京都新宿区新宿のオフィスビルから30代の女性が飛び降り、偶然下にいた会社員男性(45)にぶつかった。女性は腰の骨を折るなどして重傷、男性も首の痛みや手足のしびれを訴えており病院に運ばれた。ともに命に別条はないという。警視庁四谷署は女性が自殺を図ったとみて詳しい状況を調べている。
地球に帰還し、2014年ソチ冬季五輪の聖火トーチを手にするロシアの宇宙飛行士、フョードル・ユールチキン(Fyodor Yurchikhin)氏(2013年11月11日撮影)。(c)AFP/Shamil Zhumatov 【11月11日 AFP】国際宇宙ステーション(International Space Station、ISS)に66日間滞在していた宇宙飛行士の3人が11日、地球に帰還し、2014年ソチ冬季五輪の聖火トーチを持ち帰った。 ロシアのフョードル・ユールチキン(Fyodor Yurchikhin)飛行士、米航空宇宙局(NASA)のカレン・ ナイバーグ(Karen Nyberg)飛行士、イタリアのルカ・パルミタノ(Luca Parmitano)飛行士は宇宙船ソユーズ(Soyuz)でグリニッジ標準時(GMT)の午前2時49分(日本時間の午前11時29分)に雪の積もったカザフスタンの草
難治がんである原因は、膵臓がんには特異的な初発症状がなく、膵臓がんと診断された時には大半が高度に進行しており、既にがんが膵臓の周囲の重要臓器に拡がっていたり、肝臓などの他臓器にがんが転移していて、7割から8割の方は外科手術の適応にならないこと、また、たとえ切除可能であっても早期に再発を生じることが多いことが挙げられます。 (独立行政法人国立病院機構大阪医療センター「膵臓がん(消化器科)」より)
「まるで“いじめ”みたいで……」――会社員の吉松さとみさん(仮名)はため息をつく。会社の上司や先輩の投稿を見ているうちに、Facebookがつらくなってきたという。吉松さんを悩ませているのは、部下や後輩の失敗を“晒す”先輩や上司たちの投稿だ。 吉松さん自身の失敗をさらされることもあるし、友人の失敗があげつらわれているのを見るのもつらい。「おもしろおかしいネタとして投稿していて、悪気はないようなんですが……」 部下の失敗を晒す上司 「いいね!」や“ヨイショ”コメントも 吉松さんが困っているのは、このような投稿だ。 「後輩の作ってきた資料、LとRが全部逆だったw」「打ち合わせに遅れてきた部下の言い訳がダメすぎ。まだまだ修行が足りん。きっちりシメてやりましたよ!」「きょう締め切りの資料を出さずに合コンに行った後輩ありえないwww そんなんで彼女できるわけないしwww」―― 部下や後輩のちょっとし
夕刊紙をコピーして貼り付けただけの「月刊誌」を上場企業などに郵送したとして、警視庁組織犯罪対策3課は11日、神奈川県二宮町の会社役員、寺田亘利容疑者(77)ら2人を著作権法違反容疑で逮捕したと発表した。少なくとも2005年から今年9月までの間、1冊3500円で計179社に販売し、約4400万円の利益を得たとみて追及する。 逮捕容疑は13年1〜3月ごろ、「月刊対話」と称する冊子を東京都千代田区の通信事業者など5社に郵送し、コピー元の夕刊紙を発行した出版社などの著作権を侵害したとしている。寺田容疑者は「記事を転載したのは間違いない」と認めているという。 組対3課などによると、企業担当者の多くは「前任者からの申し送りで購読し続けた」と話したという。捜査幹部は「自分が購読を中止し、トラブルになるのを恐れたのではないか。警察に相談し、総会屋などの反社会的勢力と関係を断ち切る努力をしてほしい」と話
盗品であると知りながらトラックなどを保管していたとして、千葉県警組織犯罪対策課などは10日、盗品等保管の疑いで、茨城県鉾田市の自称自動車輸出会社経営、オリジ・フランシス・アフィポ容疑者(51)らナイジェリア国籍の男8人を逮捕、送致したと発表した。全員容疑を否認しているという。 逮捕容疑は8日、白井市富塚にある同社の敷地内で、埼玉県や神奈川県で盗まれたトラックのエンジンなどを保管していたとしている。 フランシス・アフィポ容疑者が経営する会社で、残る7人のナイジェリア人の男は自動車解体の作業をしていたとみられる。埼玉県で盗まれた車に警備会社のGPSがついており、通報で駆けつけた捜査員が解体された車を確認した。他にも多くの車の屋根などが見つかっており、余罪も多くあるとみて捜査を進める。 同社は「ヤード」と呼ばれる中古車解体などの作業場の1つ。県内には460を超えるヤードが確認されているが、高い塀
大阪府河内長野市で生活保護費約2億6600万円が使途不明になり、うち418万円を横領したとして、元主査・宮本昌浩容疑者(43)(懲戒免職)が逮捕された事件で、宮本容疑者が大阪府警の調べに対し、「幼い頃から裕福でなく、金に執着があった。ためられるだけためたかった」と動機を供述していることが、府警への取材でわかった。府警が宮本容疑者の保有資産を調べたところ、横領したとされる分も含め、預貯金や株式などで計4億円を超えていたという。 一方、大阪地検堺支部は11日午前、宮本容疑者を業務上横領罪で起訴した。 府警などによると、自宅に置かれていた現金は約8000万円で、ほかに、2億円相当の株式など金融商品を保有し、複数の金融機関の口座には計約1億2000万円が貯蓄されていた。 不明金が生じているのは2009年1月~11年3月で、府警によると、宮本容疑者は着服のきっかけについては、「最初は支給手続きのミス
ブレーキのない自転車を車道で運転して交通切符を切られたのに再三の出頭要請に応じなかったとして、警視庁交通執行課は十一日、道交法違反(制動装置不良自転車運転)の疑いで、東京都内の無職の男(31)を逮捕した。ブレーキのない自転車を運転したとして逮捕されたのは全国初。 執行課によると、男は「BMX」と呼ばれる競技用の自転車を運転。容疑を認め、「足でブレーキをかければ止まる。逮捕されるとは思わなかった」と話しているという。 逮捕容疑では、昨年六月、渋谷区代々木三の路上で後輪のブレーキがない自転車を運転したとされる。新宿署員が職務質問し、交通切符を切った。男はその三カ月前にも都内の路上で同種の違反で交通切符を切られ、昨年六月の違反について電話で二回、はがきで五回あった出頭要請に応じなかったという。杉浦史郎課長は「きちんと出頭すれば逮捕はしない。逃げ得は許さない」と話す。
平成14年1月に元留学生らに殺害された大分県杵築市(旧・山香町)の建設会社会長、吉野諭さん=当時(73)=の妻、恵美子さん(83)は10日、国際手配され、中国で身柄を拘束された主犯格の朴哲容疑者(33)と張越容疑者(35)の中国人2人に対し「厳しい処罰を下して」と訴えた。 10日午前に捜査当局から連絡を受け、吉野さんの遺影に報告を済ませた。「これでひと区切り」と安堵の表情を見せるが、10年以上たった今も事件の影響は残る。「家の外で音がするたびにドキッとする」。 捜査当局は元留学生5人が共謀、吉野さん宅に侵入し恵美子さんの腹部などを刺し、助けに入った吉野さんを刺殺したとみている。3人は逮捕され朴、張両容疑者は出国していた。 吉野さんは張容疑者ら留学生の身元保証人を務め夫婦で食事や洗濯などの面倒もみていた。元留学生らが容疑者と聞いた時は「信じられなかった」。昨年にも元留学生の強盗殺人事件が起き
内戦が続くシリアで先月、感染症のポリオの流行が確認されたことを受けて、WHO=世界保健機関などは難民の移動などによる感染の拡大を防ぐため、シリアや周辺の国と地域で2000万人以上の子どもを対象に予防接種を始めました。 シリアでは先月、東部の地域で10人の子どもがポリオウイルスに感染していることが分かり、14年ぶりの感染の確認となりました。 これを受けて、WHOとユニセフ=国連児童基金は8日、共同で声明を発表し、難民の移動などによって感染が拡大することを防ぐため、シリアのほか、隣接するレバノンなど中東の7つの国と地域で、2000万人以上の子どもを対象に予防接種を行うことを明らかにしました。 予防接種は一部の国ですでに始まっており、レバノンにある難民キャンプでは8日、ワクチンの接種を待つ子どもたちの長い列ができていました。 ユニセフによりますと、シリアでは以前、9割以上の子どもがポリオの予防接
6日、国会で開かれた女性家族委員会国政監査で、朴正熙前大統領の直筆サインがされた‘基地村女性浄化対策’文書が公開された。(写真参照)当時、淪落行為防止法によって厳格に禁止されていた性売買を国家が容認し管理したという証拠だが、女性部は実体把握もできていないことが明らかになった。 基地村被害女性は国家政策のために被害を被ったとし、国家を相手に損害賠償訴訟を準備していることが明らかになった。 ユ・スンヒ民主党議員が国家記録院から提出させ公開した‘基地村女性浄化対策’は1977年4月に作成されたもので‘政務2’で作成したことになっている。 ユ・スンヒ議員室は「当時、大統領府政務室で作成されたと推定される」と明らかにした。 政務室長の決裁を経て同年5月2日、朴正熙大統領が署名した文書は当時全国62ヶ所の基地村に9,935人の女性が生活していると把握していた。 文書は△性病退治△周辺整頓△生活用水△そ
国内のネクタイ生産量が激減している。丸10年で3分の1にまで落ち込んだ。製造・卸業者でつくる組合は、国が打ち出した「クールビズ」の影響で、職場でネクタイをしめないスタイルが定着したためだという。クールビズは環境省が平成17年に打ち出し、官民の職場で夏季のノーネクタイ、ノー上着のスタイルが普及した。当初期間は6~9月の4カ月間だったが、23年からは5~10月と半年にまで延び、ビジネスでは晩秋や冬にもノーネクタイの姿が見られるようになった。業界への打撃は深刻で、組合は「ここまで定着すると、反対もできない。TPOに合わせてネクタイをしてほしい」と訴えている。(張英壽)関西などの組合は解散 東京ネクタイ協同組合の調査では、国内の生産量は平成13年には約1740万本あったが、その後減り続けた。19年には1千万本を切り、最新統計となる23年には13年の3分の1となる約570万本にまで減少している。また
福岡県警早良署は11日、自宅で母親を床に放り投げるなどしたとして、福岡市早良区南庄4、会社員、草田浩之容疑者(39)と妻の真紀容疑者(38)を傷害容疑で逮捕した。母親は2日後に死亡しており、同署は傷害致死容疑も視野に死因などを調べている。 逮捕容疑は、2人は8日に自宅で、同居する真紀容疑者の母、上野礼子さん(65)を突き飛ばして転倒させ、顔面を殴り、抱えて床に放り投げるなどの暴行を加え、頭の骨を折るなどのけがをさせたとしている。2人は「母が家事をせず、言うことを聞かなかったから」と容疑を認めているという。 同署によると、10日昼ごろになって自宅で上野さんの容体が急変。2人は病院に運んだが、同日午後1時ごろ、病院で死亡が確認された。【松本光央】
オンラインゲームで口論 相手の自宅に乗り込み刺される 埼玉県警岩槻署は10日までに、知人男性(32)を包丁で刺したとして殺人未遂の疑いで、さいたま市岩槻区の無職・斎藤純一容疑者(31)を現行犯逮捕した。男性は腹部を刺され、重傷。 岩槻署によると、2人は12年前にゲームセンターで知り合い、その後も交流を続けた。9日夜、それぞれの自宅でパソコンのオンラインゲームをしていたところ、言い争いに発展した。アニメ・ガンダムのゲーム中に音声チャット上で「お前、弱い」「使えない」「下手くそ」などと口論になったという。 男性は「話の決着をつけよう」と車を運転し、斎藤容疑者宅を訪問。男性が路上でクラクションを鳴らすと、斎藤容疑者が自宅から持ち出した包丁を手に姿を現し、男性の腹部を刺した。 斎藤容疑者は容疑を認めており、「以前に男性から殴られたことがあり、やられると思って刺したが、殺すつもりはなかった」と供述し
10日午前10時40分ごろ、宮崎市山崎町浜山の市道を走行していた乗用車が反対車線を越えて歩道に乗り上げ、小学5年の男児(11)と40~50代の男性3人をはねた。宮崎北署によると、4人は病院に搬送されたがいずれも軽傷とみられる。 同署は自動車運転過失傷害の疑いで、車を運転していた宮崎県延岡市三須町の会社員塚本由彦容疑者(38)を現行犯逮捕した。事故原因を詳しく調べる。 同署などによると、現場は会議場「シーガイア・コンベンションセンター」前の歩道。塚本容疑者はこの日、センター駐車場で開かれていたスーパーカーのイベントを見学していた。スーパーカーが列になって駐車場から市道に出た後、塚本容疑者が車で追い掛け、事故を起こしたという。「血が沸き立った」自転車はねたタクシー運転手、殺人未遂容疑で逮捕
東京電力は、福島第一原子力発電所の配管用トンネルにたまっている高濃度汚染水を抜き取るため、12月上旬にもトンネル内の水を一部凍結させる工事に入る方針を決めた。 トンネルは、さらに大量の汚染水があるタービン建屋とつながっているため、まず接続部を凍らせて建屋側からの流入を遮断したうえで、来年4月からトンネル内の汚染水を抜き取る。これにより、地下水や港湾内に高濃度汚染水が流れ出すのを食い止めることができ、今後の廃炉作業を進めやすくなる。 2、3号機のタービン建屋から海側へ延びるトンネル内には、汚染水約1万トンがある。一昨年の事故直後に建屋から漏れ出たもので、放射性物質の濃度が特に高い。東電は、この汚染水が地下水を通じて港湾内に流出し続けていると推定。抜き取りに向け、建屋との接続部を凍結する技術の開発を急いできた。 止水する部分では、トンネルの天井に穴を開け、ナイロン製の袋で覆った複数の凍結管をト
【高木潔、香取啓介、神田明美】全国で急増するごみ焼却場の建て替えに国の予算が追いつかない。ダイオキシン対策などで1990年代に新設された施設が一挙に寿命を迎えているからだ。国が今年度確保した交付金は地方の要望額の3分の2。来年度の概算要求では半分しか確保できていない。 長野県のほぼ中央に位置する岡谷市。山の中腹にあるごみ焼却場に「10月31日で閉鎖しました」の横断幕がかかる。27年間働き、先月末で役目を終えた。 同市のごみ処理は当面、隣接する諏訪市と下諏訪町に委託された。両市町の施設も老朽化しており、ゆくゆくは3市町でつくる「湖周行政事務組合」が新しい施設を岡谷市の焼却場跡地に建設し、共同処理する。「なんでほかの自治体のごみを持ち込むんだ」と反発する住民との交渉に11年を費やした。旧焼却場を今年度中に解体して環境影響評価を終え、来年度着工、3年後の稼働を目指す。 ところが今年度、国に交付金
【ワシントン=島袋良太本紙特派員】在沖米海兵隊再編の一環で、海兵隊がオーストラリアに2500人規模の駐留を計画している件で、米海軍がこれに伴い、2018会計年度(17年10月~18年9月)をめどに、海兵隊の航空機や兵員を搭載する強襲揚陸艦をオーストラリアに配備することを計画している。 強襲揚陸艦は上陸戦を含む比較的大規模な作戦に出動するもので、オーストラリアに新たな海兵隊の行動拠点が構築されることが鮮明となり、海兵隊が沖縄に大規模駐留する戦略的必然性がさらに薄れることになる。 在沖海兵隊は現在、米海軍佐世保基地(長崎県)を母港とする強襲揚陸艦と行動している。米海軍制服組トップのグリナート作戦部長は8月に今後の配置計画を公表した際に、「18会計年度までには、5番目となる水陸両用即応グループ(強襲揚陸艦を含む海軍の編成単位)を太平洋地域に新たに構築したい」と述べ、強襲揚陸艦の配備を表明した。
マーガリンなどに含まれ、取りすぎると心筋梗塞などのリスクを高めるとされる「トランス脂肪酸」について、アメリカのFDA=食品医薬品局は、「安全とは認められない」として使用の規制に乗り出す方針を明らかにし、今後アメリカ国内の加工食品などで使用が禁止されることになりそうです。 トランス脂肪酸は、マーガリンや揚げ物などに使われる油に比較的多く含まれる脂肪分で、取りすぎると心筋梗塞や動脈硬化の危険性を高めると指摘されています。 このトランス脂肪酸についてアメリカのFDA=食品医薬品局は、7日、最新の科学的な証拠に基づいて検討した結果、「食品への使用が安全とは認められない」として規制に乗り出す方針を明らかにしました。 今後60日間、業界団体などから意見を募ったうえで規制の開始時期など具体的な内容を決めるとしていますが、アメリカ国内の加工食品などへの使用が原則として、禁止されることになりそうです。FDA
アメリカ南部テキサス州で、誕生パーティーが開かれていた住宅で、何者かが銃を乱射して2人が死亡、20人以上がけがをする事件が起き、警察は、容疑者とみられる2人の行方を追っています。 アメリカ南部テキサス州ヒューストン郊外の住宅で、9日夜遅く、何者かが銃を乱射しました。 警察によりますと、この住宅では、当時、若者およそ100人が集まって大がかりな誕生パーティーが開かれていたということで、この銃撃で男女2人が死亡したほか、少なくとも22人がけがをしたということです。 警察は目撃者の証言などから、銃を乱射した容疑者は2人いるとみて行方を追うとともに、事件の背景などを調べています。 地元のメディアは、「銃撃はおよそ5分間続き、会場の外に逃げる人たちでパニックになった」という目撃者の話を伝えています。 事件があった現場は、ヒューストン中心部から北西へおよそ50キロ離れた場所にある静かな住宅街で、住民の
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