有効期限の切れた不活化ポリオワクチンの誤接種が相次いで報告されたことを受け、厚生労働省は21日、都道府県に対し、不活化ポリオワクチンを含むすべてのワクチンを接種する際、有効期限の確認を市町村や医療機関に周知するよう通知した。【松村秀士】 厚労省によると、誤接種が相次いで報告されたのは、サノフィのイモバックスポリオ皮下注。サノフィは有効期限が6月5日のイモバックスポリオを4月末まで卸売業者に出荷していた。今月15 日現在、有効期限の過ぎたイモバックスポリオを誤接種したケースが延べ48 件報告されている。 このため、厚労省は有効期限切れのワクチンの誤接種を防ぐため、都道府県に有効期限について周知を図るよう要請。日本ワクチン産業協会の会員のメーカーにも、有効期限が残り3か月を切ったワクチンを販売業者や卸売業者に出荷する場合、文書で確実に有効期限を周知するよう求めた。
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