無痛分娩の安全対策の提言をまとめた厚労省研究班の会合=東京都千代田区で2018年2月12日、野田武撮影 大筋でまとめ 麻酔可能医師の認定制度、検討課題で先送り 事故が相次いで報告された麻酔を使う「無痛分娩(ぶんべん)」について、安全対策を検討してきた厚生労働省研究班(代表者・海野信也北里大病院長)は12日、無痛分娩をする医療機関に登録を求め、年間の実施件数などを公開すべきだとする提言を大筋でまとめた。無痛分娩のための麻酔をかけてもいい医師の認定制度を作る議論もあったが、検討課題として先送りされ、実施する施設や医師の望ましい要件を例示することにとどめた。 今後、各医療機関に提言に沿った対応を求めるほか、国には患者や家族からの被害報告を収集・分析する方法の検討を働き掛けていく。
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