先月、東京 八王子市のアパートで階段の一部が崩れ落ちて50代の女性が死亡した事故で、工事を行った神奈川県の建設会社が横浜地方裁判所相模原支部に自己破産を申請しました。 また、会社側は取材に対し、工事を行ったほかのアパートを点検した結果、少なくとも57の物件で劣化や腐食が見つかったことを明らかにしました。 自己破産を申請したのは、神奈川県相模原市の建設会社「則武地所」です。 則武地所は先月、階段が崩れ落ちて住人の女性が死亡する事故があった東京 八王子市のアパートの工事を担当していて、今月2日には警視庁が業務上過失致死の疑いで事務所などを捜索しました。 代理人の弁護士などによりますと、これまでの業績悪化に加え、今回の事故によって事業の継続が困難になったとして、13日、横浜地方裁判所相模原支部に自己破産を申請したということです。 また、代理人の弁護士はNHKの取材に対し、会社が工事を行ったほかの