ブックマーク / apeman.hatenablog.com (8)

  • 日本政府はなぜ「法的責任」を否認するのか - Apeman’s diary

    「慰安婦」問題が浮上した当時の宮澤内閣以来、この問題に対する日政府の態度として一貫しているのが「法的責任は認めない」というものです。そしてこの「法的責任」の認否こそ、「慰安婦」問題に限らず、戦後補償問題の多くのケースで被害者が重視するポイントの一つであり、日政府や日企業が頑なに拒んできたポイントでもあります。日政府や日企業は、戦争被害者が「ひどい目にあった」ことについては認める用意があるのに、自身がそうした被害に対して法的責任を有することは、決して認めないわけです。しかし、なぜなのでしょうか? 客観的に見れば、日政府が「法的責任」を否認することは、日政府の「謝罪」が曖昧で誠意のないものだという疑念を掻き立てる理由の一つとなっており、日の立場を有利にする態度とは思えないからです。 「法的責任を認めようとしないのは、補償しなければならなくなるから」なのでしょうか? しかし、法的

    日本政府はなぜ「法的責任」を否認するのか - Apeman’s diary
    ROYGB
    ROYGB 2017/01/13
    企業の徴用では裁判で責任を認める判決も出ていたような。法的責任については裁判で判決がでれば明確になるけど、そうでなければ法的には未定。国家間については韓国政府も法的責任を認めない立場。
  • じゃあいったい「強制労働」とはなにを意味するんだろう? - Apes! Not Monkeys! はてな別館

    皆さんすでにご承知おきの件ですが。 日政府は5日の委員会発言で、韓国側がこだわった「強制労働」に関し「forced to work(働かされた)」との表現を使用。岸田氏はこの表現について「『強制労働』を意味するものでない」と説明した。さらに、財産請求権の問題は完全に解決済みとする従来の日政府の立場に変わりがないことを強調した。 http://www.sankei.com/politics/news/150706/plt1507060007-n1.html 安倍内閣は近現代史だけでなく日語まで“修正”するつもりのようです。 「性奴隷」という用語の否認についても言えることですが、結局のところ同じような事態を表現することになるにしてもとにかく直裁な表現を否認し、婉曲な表現を全面に出そうとするのも、歴史修正主義の手法の一つだということですね。 追記。 「金をもらったんだから性奴隷じゃない」論

    じゃあいったい「強制労働」とはなにを意味するんだろう? - Apes! Not Monkeys! はてな別館
    ROYGB
    ROYGB 2015/07/07
    徴兵とか学徒動員も強制労働なのかなあ。
  • 「七平メソッド」とは - Apes! Not Monkeys! はてな別館 [コメント欄]

    「七平メソッド」という言葉は伊達や酔狂で用いているのではなく、私としては文字通りに、デマゴガリーの手法の一類型として認識している。この点を改めて明らかにしておきたい。 『日人とユダヤ人』(角川文庫版)の「十二 しのびよる日人への迫害」と題した章において、山七平は歴史上のユダヤ人および華僑への迫害を例にとって、「ある社会的位置におかれ」たがゆえの迫害(=帝国支配の末端を少数民族が担っておりその帝国秩序が崩壊したあとに起こる迫害)を「迫害の類型的なパターン」であるとする。つづいて・・・ 以上述べたことが、迫害の類型的なパターンと共通的な原因であるが、もちろん、原因はこれだけではない。これ以外に、まさに動物的能に由来するともいうべき、非常に原始的な(ということは、理論や理屈では解明できない根元的な)原因がある。異民族の体臭というものは、ちょうど動物が他の動物の体臭に能的に牙をむき出すの

    「七平メソッド」とは - Apes! Not Monkeys! はてな別館 [コメント欄]
    ROYGB
    ROYGB 2009/09/17
    「ばななメソッド」
  • いまや真の賭け金が何であるかは明白となりました - Apeman’s diary

    一連のやりとりのなかで、一発芸を披露して去ってゆくだけの人々は除き比較的まとまった量のテクストを書いた2人の人物、すなわちHALTAN氏とSokalian氏のふたりがそろって、小沢健二を「ポル・ポト呼ばわり」した福耳先生を擁護した(こことここを参照)ことは非常に示唆的です。一体なにを考えればそんな脇の甘いことができてしまうのか不思議でならないのですが、この二人は福耳先生による批判の対象となった小沢健二のテクストを読んでないんですよ! 批判対象のテクストを読んでないのに「ポル・ポト呼ばわり」に問題はないと判断してしまってるんです。言うまでもなく福耳先生のテクストを読んだうえで行なわれたわれわれの批判は「ナチス呼ばわり」「ホロコーストは関係ない」と Disっておいて、小沢健二を読まずに「ポル・ポト呼ばわり」は無問題、と判定してるわけです。信じられます? もはや、hokusyuさんがなぜホロコー

    いまや真の賭け金が何であるかは明白となりました - Apeman’s diary
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    ROYGB 2008/08/17
    「真の賭け金」という比喩があまり明白ではなさそう。
  • 「あなたたちの尊い犠牲の上に」 - Apeman’s diary

    昨日紹介した『地獄の日兵』の「おわりに」より。 戦後、とりわけバブル景気華やかだったころ、数多くの戦友会によって頻繁に行われた慰霊祭の祭文に不思議に共通していた言葉がありました。 「あなた方の尊い犠牲の上に、今日の経済的繁栄があります。どうか安らかにお眠りください。」 飢え死にした兵士たちのどこに、経済的繁栄を築く要因があったのでしょうか。怒り狂った死者たちの叫び声が、聞こえて来るようです。そんな理由付けは、生き残った者を慰める役割を果たしても、反省へはつながりません。逆に正当化に資するだけです。実際、そうなってしまいました。 今日もあちこちで「尊い犠牲」という言葉が口にされるのでしょう。 昨日新聞で読んでここでもとりあげようと思っていたのですが、「戦争を語り継ごうブログ」さんが先にエントリにされていました。朝日新聞8月14日夕刊(関西版のみ?)、「勝手に関西 世界遺産 登録番号180 

    「あなたたちの尊い犠牲の上に」 - Apeman’s diary
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    ROYGB 2008/08/15
    かといって「尊い犠牲」なんかじゃないと言えばそれはそれで問題になりそう。
  • トリアージは包丁じゃないよ - Apeman’s diary

    福耳先生だってトリアージを「例え」に使ったわけではないと思うんだが。リソースの最適な配分が求められまた実行されることの“実例”として持ち出されたんだよね? hokusyuさんも「例」として持ち出されたと認識していて、それに対してもう一つの“実例”としてホロコーストに言及したわけですが。 というか、そもそも「限られた資源〜」の例としてトリアージを出したのがfuku33氏でしょう。彼は救急救命の講師としてきているのではなく、経営学の講師としてきているのですし。ベースとしての「緊急時における苦渋の選択」を越えた意味でトリアージを使っているわけで、そこを批判しているのにそもそもトリアージって限定的な意味ですよといわれても困ってしまいます。 トリアージが「限られた資源〜」の「正当化」の例に用いていいなら、かわいそうな象もホロコーストも「限られた資源〜」で読めますけどいいのってことです。 まさか漢字が

    トリアージは包丁じゃないよ - Apeman’s diary
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    ROYGB 2008/08/14
    「例え」という言葉の意味が気になった。比喩やアナロジーとしての意味以外に例や仮定としての意味もあるので。
  • 素晴らし過ぎる! - Apeman’s diary

    一連の騒動のなかで、もっとも心に響いたコメントの一つがこれです! 2008年08月13日 fuku33 小沢健二, 三宅秀道 わたくしが抱いた危惧やポルポトへの連想が妥当か、あるいは過剰かは、そもそもの批評対象である小沢氏の書いた論文ならびに童話と照らし合わせなければ評価できないことと存じます。対象あっての批評なので。 (http://b.hatena.ne.jp/entry/http://d.hatena.ne.jp/HALTAN/20080813/p1) いやまったく! id:fuku33さんのおっしゃる通りでございます! 「対象あっての批評」! 私や hokusyuさんが HALTAN君に求めていたのもただただその一点です。「対象あっての批評」という常識に立ち返ってくれ、と。私は「対象あっての批評」に立ち入らずに福耳先生を「人類史上の悲劇を声高に連呼して、見世物にして楽しんでる」とか

    素晴らし過ぎる! - Apeman’s diary
    ROYGB
    ROYGB 2008/08/14
    誤解が訂正されたという点では好ましいといえるかも。
  • 恐ろしい経営学者? - Apeman’s diary

    先日は相続税の廃止を主張するために、相続税の存続を支持する者を“ポル・ポト呼ばわり”した“恐ろしい英文学者”を紹介しましたが、もちろんこれは孤立した事例ではありません。小沢健二を“ポル・ポト呼ばわり”したひともいます。 http://d.hatena.ne.jp/fuku33/20070623/1182580528 http://d.hatena.ne.jp/fuku33/20070702 そう、他ならぬ福耳先生です。ああ恐ろしい! しかし・・・ここで「人類史上の悲劇を声高に連呼して、見世物にして楽しんでる」とか「大きな話に飛躍」とか「他人をポル・ポト呼ばわり」とか「小沢健二はクメール・ルージュじゃない」とか「分からない」「接点が見つからない」「拙はあたまがわるいですから」とか言って、福耳先生への反論になりますかね? HALTAN基準ではそれで十分のようですが(けどきっと、今度も福耳先生は

    恐ろしい経営学者? - Apeman’s diary
    ROYGB
    ROYGB 2008/08/13
    “小沢健二様をポル・ポト呼ばわりした記憶も、うさぎをクメール・ルージュにたとえた記憶もない”というタイトルを思いついた。別に何かのアナロジーというではありません。
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