ブックマーク / mochimasa.hateblo.jp (7)

  • アメリカ人男性から未知のタイプのY染色体発見→Y染色体アダムの年代が塗り変わる - Not so open-minded that our brains drop out.

    いわゆる"Y染色体アダム"に関する興味深い論文*1が発表された。この研究結果が直接的に示したのは、Y染色体アダムはこれまでの研究の推定よりも、かなり昔の人物だっただろうということだ。それ自体は予てからこの問題に関心をもっていた人でなければ、どうということは無いように聞こえるかもしれない。私が個人的に面白いと感じたのは、むしろこの発見の経緯とこの結果が示唆する人類の起源についての興味深い仮説の方だ。 "Y染色体アダム"とは誰か この話を格的に始めるとなかなか題に入れない。ここでは簡単な説明に留めることにしよう。詳細で厳密な説明は、例えばリチャード・ドーキンス著の『祖先の物語』の上巻で確認してほしい。 祖先の物語 ~ドーキンスの生命史~ 上 作者: リチャード・ドーキンス,垂水雄二出版社/メーカー: 小学館発売日: 2006/08/31メディア: 単行購入: 1人 クリック: 45回この

    アメリカ人男性から未知のタイプのY染色体発見→Y染色体アダムの年代が塗り変わる - Not so open-minded that our brains drop out.
    ROYGB
    ROYGB 2013/03/15
  • 楽天・星野監督が『ウイルスブロッカー』なる怪しい商品の宣伝に一役買っている件について - Not so open-minded that our brains drop out.

    プロ野球の東北楽天ゴールデンイーグルスの星野仙一監督が『ウイルスブロッカー』なる商品*1の宣伝に一役買っているようだ。スポニチは『星野監督 インフル対策の秘密兵器を大量注文』という見出しで以下のように報じている。 「これでウイルスがなくなるらしいぞ。ワシの友達が心配して送ってくれたんや」。新兵器の正体は携帯式の空間殺菌剤「ウイルスブロッカー」だ。二酸化塩素を利用した新製品で、周囲1立方メートルに効果があるという。 (中略) ▽ウイルスブロッカー ウイルス、細菌のタンパク質を酸化させる作用があるという二酸化塩素を使用した殺菌、消臭剤。昨年12月に中小企業からヒット商品を募る「東京ビジネス・サミット」で大賞を受賞した。開発したエンブロイ株式会社(神奈川県平塚市)の和気清弘所長(72)は星野監督と同じ明大OB。携帯型は3個で2500円前後。スプレーや業務用の大型機器もある。 (引用元: http

    楽天・星野監督が『ウイルスブロッカー』なる怪しい商品の宣伝に一役買っている件について - Not so open-minded that our brains drop out.
    ROYGB
    ROYGB 2012/02/10
    そういえばインフルエンザワクチンも感染予防の効果はたいして無いらしい。
  • 面接官「特技はホメオパシーとありますが?」 - Not so open-minded that our brains drop out.

    面接官「特技はホメオパシーとありますが?」 学生 「はい。ホメオパシーです。」 面接官「ホメオパシーとは何のことですか?」 学生 「自然療法です。レメディーで自然治癒力を高めます」 面接官「え、レメディー?」 学生 「はい。レメディーです。砂糖粒に水の記憶を転写します。」 面接官「・・・で、そのホメオパシーは当社において働くうえで何のメリットがあるとお考えですか?」 学生 「はい。危険な西洋医学から守れます。」 面接官「いや、当社には瀉血*1をやるような輩はいません。それに医者でもないのに病気の人を治療するのは犯罪ですよね。」 学生 「でも、それは医師会と製薬会社の陰謀ですよ。」 面接官「いや、陰謀とかそういう問題じゃなくてですね・・・」 学生 「インナーチャイルド*2が叫んでいるんですよ。」 面接官「ふざけないでください。それにインナーチャイルドって何ですか。だいたい・・・」 学生 「イ

    面接官「特技はホメオパシーとありますが?」 - Not so open-minded that our brains drop out.
    ROYGB
    ROYGB 2010/10/05
    医者に行かないようにといっている場合に批判されるのはわかるとして、行くようにとしていても批判されるのが面白い。
  • 『科学との正しい付き合い方』のダメなところ - Not so open-minded that our brains drop out.

    科学との正しい付き合い方 (DIS+COVERサイエンス) 作者: 内田麻理香出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン発売日: 2010/04/15メディア: 新書購入: 14人 クリック: 528回この商品を含むブログ (32件) を見る 別に書いてあることが全部ダメってわけじゃないが、問題があるだった。このは科学の非専門家に向けられたものだが、私がそのような友人に『科学との正しい付き合い方』を分かってもらいたいなら、このは紹介しないだろう。 ダメなところ1:ニュートン力学は間違いだという間違い サイエンス・コミュニケーターは科学者と一般人の間に立つ人であって科学者そのものである必要はないし、ある人が科学のすべてについて理解するのは不可能だから、サイエンス・コミュニケーターがありとあらゆる科学の分野に精通している必要はないとは思う。それ以前に相手がどんなプロフェッショナ

    『科学との正しい付き合い方』のダメなところ - Not so open-minded that our brains drop out.
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    ROYGB 2010/04/30
    天動説も近似的にはオッケーだと思うけど、歴史的な経緯からか否定的に論じられることが多い。
  • レメディ職人の朝は早い。

    レメディ職人の朝は、まず水との対話から始まる。 「ありがとう。今日もきれいだね。」 「水は何でも知っているんですよ。水に聞けば、今日のレメディの出来の良し悪しが分かるし、水への感謝の気持ちがなければいいレメディはできない。」 *1 しかし、水を大量に使用するレメディ作りの現場だからこその苦労もある。 「やっぱ冬の仕事はキツイね、愚痴ってもしかたないんだけどさ(笑)」 「でも自分が選んだ道だからね。後悔はしてないよ」 そうもらしつつも職人のレメディを見る眼差しは不良品を見逃さなかった。 「このレメディはダメだ。ほら、希釈ムラで分子が混じっている。」 彼の目にかかれば、精密機械を使用せずとも原物質の分子の有無が分かってしまう。 「それから波動の転写の良し悪しももちろんだけど、ビンのラベルの貼り間違いに気をつけないといけないとね。」 「もちろん出来上がったレメディは一つ一つ私自信で二重盲検してい

    レメディ職人の朝は早い。
    ROYGB
    ROYGB 2010/04/04
    ニセ科学のエントリーも4月1日に書かれたものだと許容される。
  • 『誤用される「プラセボ効果」』の誤用と「プラセボ効果」のそもそも論 - Not so open-minded that our brains drop out.

    プラセボ効果は比較的広く使われている用語だが、同時に誤用も多い。よく見かけるのは、"プラセボ効果=思い込み/自己暗示による効果"という誤解。そういう誤解を指摘しプラセボ効果を完全には解明されていない複合的な現象として整理したという意味では、誤用される「プラセボ効果」というエントリーはためになるのだが、実はこのエントリーで採用されているようなプラセボ効果の定義自体が典型的な誤用であるという主張がある。 「見かけのプラセボ効果」と「真のプラセボ効果」 このエントリーでは、プラセボ効果を簡潔に以下のように定義している。 プラセボ効果またはプラシーボ効果とは、有効成分を含まない薬(偽薬・プラセボ)を摂ったことによって生じたと考えられる効果のことです*1。比較的狭い定義をするとすれば比較対照実験において統制群プラセボ群に認められた効果といったところでしょうか。 (引用元: http://d.hate

    『誤用される「プラセボ効果」』の誤用と「プラセボ効果」のそもそも論 - Not so open-minded that our brains drop out.
    ROYGB
    ROYGB 2010/03/28
    ブラセボ効果の有無を判定するのには二重盲検法は使えない。
  • やる夫で学ぶホメオパシー2 - Not so open-minded that our brains drop out.

    原子・分子の概念が確立し普及する以前のハーネマンの時代はいざ知らず、20世紀においてはホメオパシーに効果がないことは科学的にはもはや自明のこととなっていた。 / ̄ ̄\ /   _ノ  \      ホメオパシーに効果なんてあるわけないだろ、 |    ( ー)(ー)     20世紀的に考えて。 . |     (__人__) |     ` ⌒´ノ .  |       nl^l^l .  ヽ      |   ノ ヽ    ヽ く /     ヽ \ が、しかし、ある事件がきっかけでホメオパシーは科学の最前線に引きずり出された。 ─────時に、西暦1988年 ロンドン ネイチャー編集部 /:::::::::::::::::::::::::::::::\ /:::. :::::::::::::::::::::::::::::: ..::i j:::::::::::::::::::::

    やる夫で学ぶホメオパシー2 - Not so open-minded that our brains drop out.
    ROYGB
    ROYGB 2010/02/22
    過去のノーベル賞の選考過程は公開される。ただ50年たってからなので、エントリーで書かれている件には関係ない。
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