経営再建を目指していた山梨県南アルプス市の観光農園「南アルプス完熟農園」の運営会社「南アルプスプロデュース」が25日、資金難のため、営業を停止した。 筆頭株主の同市は債権者として、近く甲府地裁に対し、破産手続き開始を申し立てるとしている。 同市の金丸一元市長が同日、記者会見を開き、事情を説明した。 それによると、運営会社の経営状況が改善しておらず、これまでに1億5000万円の赤字が発生している。そのため、運転資金が底をつき、従業員への給与や商品の卸売代金などが支払えない見通しとなり、市や金融機関から新たな融資を望めないことから、営業停止を決めたという。負債総額は、少なくとも5億5000万円に上るという。 完熟農園は6次産業化の拠点として、市が整備費など約8億円を負担し、昨年6月にオープン。しかし、主力と見込んでいた果樹で、天候不順のため集荷が落ち込み、予想の売り上げを大きく下回るなどオープ
政務活動費の不自然な支出をめぐる事件で、詐欺と虚偽有印公文書作成・同行使の罪に問われながら昨年11月の初公判を欠席した元兵庫県議の野々村竜太郎被告(49)のやり直し初公判は、26日午後からも神戸地裁(佐茂剛裁判長)で審理が続き、弁護側による被告人質問が始まった。 弁護側とのやりとりは次の通り。 -平成23年度収支報告書で東京、福岡、広島の記述がありますが、実際に行きましたか。 「覚えておりません」 -まったく? 「まったく覚えておりません」 -公用でも私用でもよいので、東京、福岡に行ったことがありますか。 「行ったことがあると言われれば、行ったような気持ちになります。行ったことがないと言われれば、行ったことがないという気持ちになります」 -はっきり分からない? 「はっきり分かりません」 -(兵庫)県外で何か調査したり、誰かと会った記憶はありますか。 「覚えておりません
川崎市内の女性(73)から市情報公開条例に基づき、教科書採択に関する会議の録音データの開示を求められた市教育委員会が、請求後間もなくデータを消去していたことが分かった。市教委は当初、データ開示を拒否。女性の異議申し立てを受けた弁護士らによる市の審査会が調査し、消去の事実を確認した。 審査会の資料などによると、女性は2014年9月24日付で、8月30日にあった市教委の会議のデータを請求。会議は公開されていたが、録音は市教委が不許可とした。市教委は約2週間前にも採択の会議を開いており、15年度用の教科書として実教出版の「高校日本史A」を望んだ市立高2校に再考を要求。30日には2校が改めて選んだ別の教科書が採択された。「日本史A」には国旗掲揚や国歌斉唱に関して「一部の自治体で公務員への強制の動きがある」との記述がある。 開示を請求された市教委は9月30日付で、データは「会議録を作成するための手段
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