下が偽造、上が正規の食券。よく見ると書体が異なるのがわかる。長方形の切り方も偽造食券は雑になっている=県庁 神奈川県は21日、食堂の食券を偽造したとして、横浜県税事務所(横浜市中区)の男性職員(24)を同日付で停職6カ月の懲戒処分にしたと発表した。 県人事課によると、男性職員は昨年4〜5月の連休中に、自宅のパソコンとプリンターで、同区内にある県庁舎の食堂の定食用食券20枚(470円分と500円分を各10枚)を偽造。連休明けから6月3日までの間に使った疑いがある。 偽造に気付いた食堂側が同日、男性職員を呼び止めて問いただし、判明した。男性職員はこの時6枚の偽造食券を持っていて、「これまでに少なくとも6枚以上使った」と話しているという。 男性職員は食堂側に謝罪し、未使用の6枚を除く14枚分計6790円を弁償した。理由について「実家への仕送りのため、貯金するためだった」とする一方、「とん