アフリカ中央部の内陸の小国ルワンダ。その首都キガリから東へ70キロほどの位置にあるキヘレという町で暮らすマドレーヌ・ムジャワマリヤという女が長年の不妊症に悩んでいた。ある物知りな老婆に相談すると、子供の足が不妊によく効くという。 老女のアドバイスを真に受けたムジャワマリヤは、友人のジュディス・ウウィマナに協力を求め、近所の家の5歳の女の子の足を頂戴することにした。彼女らの“作戦”は成功し、ムジャワマリヤは“不妊の特効薬”を胃袋に収めることができた。だが、まもなく犯行が発覚し、あっけなく逮捕された。 現在、この二人は未決囚として拘置所に収監されている。地元のラジオ局がムジャワマリヤへの取材を許可された。ムジャワマリヤがインタビューに答えた内容によると、犯行時の状況は次のとおり。 まず最初に、女の子に毒を盛った後、倒れこんだその子を近くのバナナ農園に引きずり込んだ。共犯者ウウィマナが息の根を止