高ストレス者の面談や、日々の産業医面談の中で、社員のストレスについて話を聞くことがよくあります。 その際、ついつい「ストレスをなくふにはどうすべきか」という思考に陥り、いきなり「異動できないかな」などと考えてしまいがちです。 ですが、異動して上手くいく保証もないし、会社側もいきなり「ストレス抱えてるから異動させてくれ」と言われて「はい、そうですか」というわけにはいかないでしょう。 そこで、まずは「100あるストレスの20減らせないか?」と質問を投げかけ、社員の返答を聞いてみるのも手だと思います。 たとえば上司との人間関係で悩んでいるようであれば、間に一人、別の上司や先輩を挟んでもらって報告・連絡・相談ルートを変えてもらうといった方法も考えられます。 業務負荷が高くなってしまっているようでしたら、上司のマネージメントや本人の仕事の仕方に問題があるケースが多いため、よく話を聞いて「どの点を改善