陛下は親政を行う「合衆国議会には嘘と腐敗が横行し、民衆は正しい保護を受けていない」とした彼は、即位最初の勅令にて、アメリカ合衆国議会の解散を命じます。 しかし、陛下の威光にひれ伏さない不忠者の議員達はこれを無視しました。 事態を重く見たノートン1世は、「帝国陸軍」に議会の制圧を命じましたが、南北戦争前夜でなにかと忙しい合衆国陸軍は、こんなオッサンのたわごとに構うほどヒマではありませんでした。 後に共和党と民主党に解散を命じたりもしました。 陛下は平和を愛する お手紙好きの陛下 アメリカ南北戦争が始まると、これを憂慮したノートン1世は各陣営の代表であるエイブラハム・リンカーンとジェファーソン・デービスに「余のもとに来て話し合い、余の裁断を受ける様に」と書簡を送りました。 すると、リンカーンからは「皇帝陛下、私はデービスに会いたくありません」とすげなく断られ、デービスからは「陛下の御前に着てい
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