イスラエル南部の都市、ベアシェバで行われた欧州チャンピオンズリーグプレーオフのハポエル・ベアシェバ対セルティック戦の様子(2016年8月23日撮影)。(c)AFP/GIL COHEN-MAGEN 【9月26日 AFP】パレスチナ自治区を含むヨルダン川西岸地区(West Bank)には現在、イスラエルのサッカークラブ6チームが本拠地を置き、試合を開催している。国際人権団体のヒューマン・ライツ・ウオッチ(HRW)は、これが国際法への違反にあたるとして、クラブの本拠地移転を求めている。 26日に発表した報告書の中で、HRWは西岸地区という「盗まれた」土地での試合を黙認する行為は、国際サッカー連盟(FIFA)がイスラエルを支持するビジネス活動を行っているに等しいと指摘。これはFIFAが掲げる人権尊重の方針に反すると主張している。 HRWでイスラエルおよびパレスチナ地域を担当しているサリ・バシ(Sa