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考察と自分の記事に関するRootportのブックマーク (5)

  • 「遊び」こそが進歩のみなもと/生活保護って本当に必要ですか? - デマこい!

    遊び図鑑―いつでも どこでも だれとでも (Do!図鑑シリーズ) 作者: 奥成達,ながたはるみ出版社/メーカー: 福音館書店発売日: 1987/05/20メディア: 単行購入: 2人 クリック: 24回この商品を含むブログ (5件) を見る あなたが5万年前の原始人だとしよう。 2012年へとタイムスリップしたあなたは、この時代の生活に驚くはずだ。 朝起きて、スーツや制服という不思議な衣服に身を包む。同じような服を着た人がたくさんいる。どうやらあれは、狩りや戦争におもむくための聖なる装束のようなものだろう。そして現代人たちは、ぺらぺらした紙束をめくったり、ちかちか光る箱の前に座って一日を過ごしている。なにかの儀式だろうか。そのまま八時間ほど手を動かし、チャイムに合わせて席を立つ。帰宅途中に謎の機械(ATMという)に立ち寄り、数枚の紙切れを取り出す。現代人たちは満足げに笑い、夜の街へと消え

    「遊び」こそが進歩のみなもと/生活保護って本当に必要ですか? - デマこい!
  • 地域格差は、娯楽の格差/なぜ東北の人々はパチンコに並ぶのか - デマこい!

    みつどもえ 1 (少年チャンピオン・コミックス) 作者: 桜井のりお出版社/メーカー: 秋田書店発売日: 2007/01/09メディア: コミック購入: 6人 クリック: 147回この商品を含むブログ (270件) を見る 大学時代の友人とひさしぶりに会ったら、話があわなくなっていた。 待ち合わせ場所は秋葉原。私がアニメの話題作についてペラペラと喋っていたら、彼はぽかんとした表情を浮かべていた。『Stein’s Gate』はおろか、『まどか☆マギカ』も『けいおん』も観ていないという。私にとっての一般常識を、何一つ共有できなかった。彼に非はない。私がそちらのカルチャーに染まってしまっただけだ。 ただし、東京の友人には社会人になってからオタク化した人が多い。独身の男性(に限らないのだが)は帰宅後ヒマだ。バラエティ番組は最近あまり面白くない。しかも帰宅する時間が遅くなりがちで、テレビをつければち

    地域格差は、娯楽の格差/なぜ東北の人々はパチンコに並ぶのか - デマこい!
  • あなたはどんな知性をお持ちですか/複雑な現実世界との向きあい方 - デマこい!

    思うに、ヒトの知性には二つの方向性がある。 一つは「単純化の知性」だ。モノゴトを単純化すると、複雑なままでは見えなかった秘密が浮かび上がってくる。現代科学は、単純化と理論化を繰り返しながら発展してきた。単純化の知性は、ヒトの知性の道だといえよう。 もう一つは「複雑さの知性」だ。私たちが生きるこの世界は極めて複雑だ。それを省略・簡素化せずに、複雑なまま理解する。そういう知性もある。「画像記憶」がいい例だ。たとえばテーブルの上に並んだ料理を「料理名」として認識・理解するのが単純化の知性だとしたら、並んだ料理をまるで写真のように画像・映像として脳髄に焼き付けるのが「複雑さの知性」だといえる。 並んだ料理ならば単なる「記憶」にすぎないが、たとえば経済構造だとか国際関係だとか、そういう抽象的なものに対して「あるがまま」に理解できる人たちがいる。記憶のみならず「思考」までもが画像的・映像的な人たちだ

    あなたはどんな知性をお持ちですか/複雑な現実世界との向きあい方 - デマこい!
  • 「仕事なんてクソだろ?」と言うべきではないたった一つの理由 - デマこい!

    海外ニート」さんというブロガーさんがいた。いわゆる「社畜」な人に向けて、煽り・おちょくりたっぷりのオラオラ系の記事を書いていらっしゃった。言葉遣いはキツイけれど、的を射た意見ばかりで、読んでいるといつもハッとさせられた。社畜wを目覚めさせ、奴隷的な勤労から解放することを至上の目的となさっていた。 海外ニートさんの過去エントリー保管所 http://b.hatena.ne.jp/entry/www.geocities.jp/asc_worker/ ※過去ログのまとめが作られるも、速効で削除されていた。 ブログ閉鎖の理由は「身の危険を感じたから」だという。 たかがブログ、されどブログ。過激なアンチを生んでしまうと、身の処し方も難しくなる。世の中の(というか日の)大半の人は、小市民的な幸せのためにコツコツと地味な努力を続けている。外からはそれが奴隷的な勤労に見えたとしても、人にとっては、か

    「仕事なんてクソだろ?」と言うべきではないたった一つの理由 - デマこい!
  • ニートが揺るがす「勤労」の幻想/無職たちは合法的略奪を目指す - デマこい!

    「うちの息子が、いい年こいてまともな仕事についてなくて……」 大人の集まる飲み会では、必ずこういう愚痴を耳にする。 ニートや非正規雇用者の数はうなぎ登りに増えていて、すでに「ニュースの向こう側の世界」の出来事ではない。あなたの家族・親戚にも、一人ぐらいは「まともに働かない大人」がいるはずだ。もしかしたら、あなた自身がそういう立場かも知れない。私たちはすでにこの問題の当事者だ。 このことを考えれば、イギリスの暴動は私たちにとって対岸の火事ではない。ロンドンで暴動を起こしたのは無職の若者たちだった。彼らは「打ちこわし」という違法な手段を使って略奪に走った。「無職」かつ「不良」な人間が一定数を超えると、あのような犯罪が起こる。しかし日で増えているのは、無職かつ「善良」な人々だ。そういう人たちは違法行為には手を染めない。合法的な略奪を狙う。 そもそも「勤労」という概念は、産業革命によって生まれた

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