内閣府の少子化危機突破タスクフォース*1が「結婚・妊娠・出産・育児における課題の解消を目指す」方策の一つとして導入を提案する方針を固めた「生命と女性の手帳」(仮称:以下「女性手帳」と略)が猛烈なバッシングを受けています。 bylines.news.yahoo.co.jp まだアイデア段階で骨格が固まってもいないにもかかわらず、大きな反響が起こっていることは、女性と出産の問題への関心の高さを示しています。 面白いのは、批判の大半が、論理的というより反射的・感情的に結論に導かれたように(あるいは結論先にありきに)見えることです。人間が必死で非論理的な反論をするのは、得てして見たくない「不都合な真実」 がある時です。女性手帳バッシャーが言わないことこそ、出生率低下の重要ファクターということなのです。 まず、「なぜ女性だけなのか/男性手帳もないとおかしい」という批判ですが、子供が生まれるにあたって