ちょっと出遅れちゃいましたが、現場の話。 私の妻は小学校教師(しかも、以前「低学年の算数専門」をしてたこともある)なので、 去年3x5=5x3問題が話題になった時にいろいろ話を聞きました。 で、それをちょっとまとめておきます。 ○かけ算の順番とは何か? 授業の段階では、かけ算は「一当たりの数」×「いくつ分」という順番で考え、一当たりの数を左に「立式する」ことを徹底しています。 かけ算は可換だからというコメントはいくつか出ていますが、それはこの場合関係ありません。 6x8も8x6も答えは48ですが、「1人あたり6本」×「8人分」で、「6x8」という式になる、立式過程は、8x6で置き換えることはできないのです。 単にかけ算の式を書かせるのではなく、「一当たりの数:[___] × いくつ分:[___] = こたえ[___]」のような穴埋めで考えさせるべきだ、という点に関しては議論の余地はかなりあ