従来型の携帯電話、いわゆる「ガラケー」の根強い需要に対応するため、NTTドコモとKDDIは、この夏の商戦向けの新しい機種として、スマートフォンに近い機能がありながらデザインや操作性はガラケーのままという製品を、相次いで投入することにしています。 このため各社はこうした需要への対応を強化しており、このうちNTTドコモは、「ガラケー」の折りたたみ式やキーによる操作などの特徴を残しながら、無料のメッセージアプリの「LINE」に対応するなどスマートフォンに近い機能を持った2機種を来月発売します。 また、KDDIも、折りたたみ式ながら高速通信規格の「LTE」を利用し、鮮明な音声で通話できるという端末を7月中旬に発売する予定です。 両社は、これらの機種にグーグルの基本ソフト「アンドロイド」を採用し、「ガラケー」になかった機能が使える一方で、利用料金は「ガラケー」並みの水準に抑えたとしています。 さらに