2013/04/13 石巻地方へのアクセス・時刻表(2013年版) 石巻地方(石巻市・東松島市・女川町)へのアクセス方法を詳細に紹介します。 2013年4月現在の情報です。 ▼ もくじ 車・レンタカーでのアクセス 東京→→石巻地方(新幹線・高速バスなど) 仙台→→石巻地方(高速バス・鉄道など) 日本各地→→石巻地方(飛行機・高速バスなど) 石巻周辺の路線バス・船 石巻地方のレンタカー・レンタサイクル・タクシー 1. 車・レンタカーでのアクセス 車を使って石巻地方に入る場合は、三陸自動車道がメインルートになります。 石巻地方は公共交通の便が良くありません。車がないと行けない場所も多いです。 東北新幹線の仙台駅、または古川駅から、レンタカーで移動するのも一案です。 ▼ 車での石巻アクセスマップ(クリックで拡大) ※東北新幹線 時刻表(東京→仙台/仙台→東京) 【仙台駅周辺のレンタ
2013/04/08 石巻お花見すごろく2013 ~おやつ、お酒、つまみを買いつつ日和山へ~ 石巻地方の桜は、4月の中旬以降に見頃を迎えそうです。 今回は、花見の名所・日和山公園までの道のりを、石巻駅をふりだしに、すごろく風に紹介してみました。 日和山公園には無料の駐車場もありますが、駅から商店街を経由して、ゆっくり散策するのも良いですよ。 石巻駅を出発 だいぶ陽射しも温かくなり、石巻駅前のベンチには、バスや列車を待つ人が腰かけています。 駅から日和山までは2キロ弱。徒歩30分ほどの道のりです。 日和山までの道中で、酒やつまみ、おやつ等を、少しずつ調達していきます。 まずは駅前広場に面してある「二色餅」で、花見団子ならぬ花見餅の購入を。 おどろくほど柔らかな餅で、小豆あん、白あん、ずんだあんの3種類があります。 ◆ 二色餅 石巻駅前店(→詳細) 石巻市鋳銭場3−14(→地図
2013/04/04 石巻で暮らすことの3つの魅力 ― 新生活を始めた方へ ▲天気の良い日は、市内を散策するのも楽しい 4月から、石巻での新生活が始まった人も多いことでしょう。 石巻は小さな地方都市なので、暮らし始めれば何かと不便な面もあるでしょうが、魅力的なところも色々あります。 今回は3点にまとめて、石巻の良いところを紹介してみました。 ▼もくじ 魚が旨い 風景が多彩 個性的な店が多い (おまけ)石巻生活に疲れたら… 1.魚が旨い 漁業が盛んな町ですから、やはり魚は旨いです。 寿司や海鮮丼だけではなく、 一見地味な、安い小魚や海草にも、ハッとするような美味しさがあります。 たとえば春は、新鮮な生の小女子(コウナゴ)が、鮮魚店やスーパーに並びます。 ▲生の小女子。さっと洗い、ショウガ醤油などで食べる。 冬から春にかけては、生ノリ、フノリ、ヒジキ、マツモ、ワカメ、メカブなど、
2013/03/25 復活した石巻線に乗って、海辺の古民家カフェや屋台をめぐる小旅行 ▲万石浦沿いを走る石巻線の列車 3月16日、JR石巻線の渡波~浦宿間が、ほぼ2年ぶりに運転を再開しました。 復活した区間は眺めも良く、渡波駅や浦宿駅の周辺には、魅力的なスポットが点在しています。 天気の良い日に、ふらりと列車旅に出るのも楽しいですよ。今回は、沿線の見どころと小旅行プランを紹介します。 ▼ もくじ 石巻線の車窓風景 蒲鉾本舗 高政の工場と直売店 渡波港~高砂長寿味噌本舗 かき小屋 渡波 海辺の古民家カフェ・はまぐり堂 小旅行の参考プラン・地図 ◆ 穏やかな内海の風景を楽しみながら、石巻線の終点の浦宿駅へ 今回の小旅行では、石巻駅8:10分発の、浦宿行き列車を利用しました。 (仙台発も可能です。参考プランをご参照ください) 旧式のディーゼルカーは、エンジンをうならせながら石巻駅を出発
2013/03/08 石巻市内16地点の、震災直後と2年後の風景比較 2011年の3月以来、石巻百景では、日々移り変わる石巻の様子を見てきました。 今回は、震災直後に撮影した写真の中から16枚をピックアップし、 2013年3月現在の様子と重ね合わせました。 ◆日和山から門脇地区を見る 震災2日後の門脇町、南浜町の様子です。 住宅の多くが押し流されたり、跡形もなく破壊されています。 大きな建物は石巻市立病院。 ヘリコプターが飛来し、病院に孤立していた患者の移送を行なっていました。 ▼ 2年後。散乱していた家屋の残骸は片付けられ、更地が広がっています。 市立病院の解体工事も始まっています。 ◆門脇町2丁目(日和山の石段) 震災2日後、日和山の急な石段を下って行くと、 津波に押し流された家屋が道を塞いでいました。 ▼ 2年後の現在。 道の右側にはテニスコートが残っており
2013/03/06 震災から2年が経つ、早春の門脇地区の様子 大きな津波が来てから、まもなく2年になります。 津波と火災の被害を受けた門脇小学校の近くには、復活したパス停があります。 1日3回、石巻駅行きのバスが通り過ぎていきます。 門脇小の校舎は廃墟となり、子どもたちは別の場所で学んでいます。 グラウンドは整地されていて、 少年野球チーム「門小ガッツ」が、しばしば練習に使っています。 門脇地区は、以前は住宅街で、店も多かった所です。 流された家、壊れた家は、ほとんど片付けられました。 現在は、家の土台を掘りおこし、撤去する作業が続いています。 門脇小学校の東側の、少し小高い所には、 人の暮らす家がわずかに残っています。 ゴミ収集車が、定期的にゴミを集めに来ます。 テニスコートも残っています。 震災前と同じように、テニスを楽しむ人の姿があります。 町がなくなって
2013/02/28 冬の田代島を歩く ― 回復した猫の数と、減りつづける人口 石巻には、田代島という小さな離島があります。 空き家や物置小屋などに、野良猫がたくさん住みついており、 近年では「猫島」として有名です。 お年寄りが、物置小屋の猫たちにエサを与えていました。 島の漁師が朝に獲ったタラを、ご飯と一緒に煮たものです。 エサの匂いを嗅ぎつけ、近所の猫たちも集まってきました。 猫の間にも秩序があるらしく、順番待ちをしています。 田代島は、石巻の街から南東15キロほどの海上にあります。 南から来る海流のおかげで、冬も比較的あたたかく、雪の少ない所です。 海岸近くの家は津波の被害を受け、解体、撤去されています。 港では、震災で沈下した岸壁を、かさ上げする工事が進んでいました。 田代島の猫たちは、「大漁を招く」として、昔から大事にされています。 猫神社と呼ばれる小さな
2013/02/15 活発に煙を吐く日本製紙の工場と、更地の中の一軒の小料理店 昼も夜も休みなく、活発に煙を吐いている日本製紙石巻工場。 すぐ隣にある駅からは、紙を積んだ貨物列車が、東京方面に向け発車していきます。 赤い機関車が、白い貨車を引いている場合もあります。 これは、がれきを運ぶための専用列車です。 製紙工場のそばには、石巻工業港という大きな港もあります。 外国船が、紙の原料となる木材チップを陸揚げしていました。 工業港の周辺には、更地の広がる場所があります。 津波によって住宅が流失し、コンクリートの基礎だけが残りました。 さびしい風景の中で、製麺会社の島金商店は、工場の再建を進めています。 川村孫兵衛を祀っていた重吉神社も、流失しています。 1本の木と、記念碑の一部が残っているだけです。 近くには墓もあるのですが、墓石や石碑が流され、倒れ、荒れた状態です。
2013/02/05 石巻の美味しいラーメン大特集 ― とっておきの10軒を一挙紹介 ▲米澤ラーメンの田舎風白みそラーメン ▲金華山ラーメンの黒ごま坦坦麺、酸辣湯麺、 骨付き油淋鶏 石巻のラーメン店には、3つの特徴があります。 細くて柔らかな縮れ麺を出す店が多い。 仙台と同様、味噌ラーメンが多い。 魚介だしの、古風な醤油ラーメンも多い。 チェーン店から個人店まで、石巻のラーメン店も多彩です。今回は地元で長年愛されてきた店を中心に、とっておきの10軒を紹介します。 ▼ もくじ 大王(ターワン― 蒸し野菜をたっぷり使った味噌タンメン 米澤ラーメン― 手もみの縮れ麺と、多彩な味噌味の取り合わせ 支那そばや― 自家製ストレート麺と、まろやか濃厚な醤油スープ 中国料理 揚子江 ― 人気の中華料理店の、海の幸たっぷりの中華麺 金華山ラーメン ― 若い店主の気迫がこもる、担担麺や酸辣湯麺 中華家庭風
2013/01/28 被災地支援ボランティアの活動と、一部住民の複雑な思い ― 石巻・十八成浜で見聞したこと 1月12日(土)の朝、牡鹿半島・十八成浜(くぐなりはま)の集会所では、 はるばる愛知県から来た高校生が、150人分の弁当を作っていました。 浜で暮らす人たちに、無料提供されるものです。 この高校生たちは、愛知ボランティアセンターが主催する「現地ボランティア」の参加者です。 高校生だけでなく、学校の先生や一般の人も参加しています。 「現地ボランティア」の活動は、震災以降、80回以上行われており、 現在も、月3回ほどのペースで続けられています。 参加者は、夜通し13時間バスに揺られて、十八成浜までやって来ます。 できあがった弁当は、十八成浜の家々に、一軒ずつ届けられます。 弁当の配布を終えたボランティアの人を、一人暮らしのお年寄りが、家に招き入れていました。 若い人
2012年12月27日 女川町の観光案内―被災地見学から食べ歩きまで 女川町は、仙台から東に約60キロ、石巻市のとなりにある小さな港町です。 町の中心部を20m超の津波が襲ったといわれ、町民のうちの、およそ1割の命が奪われました。 ▲女川「おかせい」の海鮮丼は、安くてボリューム満点 町内は今も、傷あとが生々しいのですが、その一方で、魚市場や水産加工場の再建が進んでおり、美味しい海鮮丼を出す店や、観光客向けの市場もあります。 壊滅的な被害を受けながらも、しぶとく復活しつつある女川について、年末ならではの風景も交えつつ、紹介したいと思います。 ▼ 目次 女川魚市場の水揚げ風景 津波の傷あとを見て歩く 仮設住宅団地と歳の市 女川の美味しいもの 復旧工事が進むJR石巻線 蒲鉾本舗 高政の工場見学 ◆ 女川魚市場の水揚げ風景 朝8時の女川魚市場。 氷点下4度のきびしい冷え込みのなか、魚の水
2012年12月21日 「被災地見学ツアー」を見学する―被災地住民の立場から 「被災地見学ツアーの参加者は、どんな風に石巻を見ていくのだろう?」 地元で暮らしていて、ふと、そんなことが気になり、 ツアーの一行と一緒に、あらためて石巻を見て回ることを思い立ちました。 そこで、河北新報社の方にお願いして、 「今できることプロジェクト 被災地視察バスツアー」という企画に、同行させてもらいました。 石巻・女川をめぐるツアーの様子を、今回はご紹介します。 ◆ 割烹 滝川での食事 石巻の老舗「滝川」で、参加者一同で食事をしました。 若女将が、来店を感謝し、あいさつしています。 滝川が得意とするのは、うなぎと釜めし。 今回食べた「海鮮釜めし」には、エビ、カニ、地元産のホタテが、たっぷりと入っています。 参加者の皆さん、非常においしそうに、釜めしを食べていました。 震災後の滝川は、ホ
2012年12月10日 石巻の商店街の「小さな名物」大集合―筋子おにぎり、ずんだもち、和牛メンチetc 石巻の商店街は、一見すると、とても寂しい雰囲気です。 津波で壊れた建物の解体が進み、ずいぶん空き地も増えました。 でも、そんな中でも残っている店には、実力派が多いんです。 地元の人に愛されている美味しいものが、あちこちで売られています。 今回は、街の「小さな名物」を、まとめて紹介してみます。 ▼野田やのおにぎり 中央1丁目の野田やは、コンビニ全盛の昨今ではめずらしい、個人経営の弁当屋さんです。 朝早くから店を開けていて、なじみのお客さんが次々にやってきます。 野田やの弁当は、ご飯の美味しさが際立っており、手作りおにぎりの種類も豊富。 青しそと生みそのおにぎりや、タラコや筋子など魚卵を使ったおにぎりは、特におすすめです。 180円の「極上すじこ」は、やわらかく握られたおに
2012年11月30日 野蒜海岸から松島湾にかけての、仙石線の不通区間の現状 石巻駅から、西に13キロの地点に来ました。 線路上に、行き止まりの柵があり、その向こうは草に覆われています。 草むした線路は、海岸の方へとカーブしています。 行き止まりの柵の手前に、陸前小野駅の仮設ホームがあります。 1日に4回、石巻からディーゼルカーが来て、数分ほど停車し、 また、石巻へと引き返していきます。 駅舎は震災後に、新しく建て替えられました。 石巻と仙台を結んでいた仙石線は、今もなお、陸前小野駅~高城町駅間の、12キロ弱が不通です。 野蒜海岸に近い、野蒜駅~東名駅の区間が、特に大きな被害を受けています。 東名駅のあたりは線路が撤去され、小さなホームだけが残っています。 東名駅の南側は、水田が水没し、浅い海となってしまいました。 野蒜海岸は、津波のあとでも、広い砂浜が残っています。
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