TV | 02:04 | 人の身体の設計図であるDNAの解読が、2000年頃に話題になったことを覚えている。世界各国が参加し、何千億円ものコストをかけ、何年も高性能のコンピュータを何台も駆使して行う一大プロジェクトだった。今、その技術が急激に進歩していることを、今日の『クローズアップ現代 到来!パーソナルゲノム時代』で知った。 唾液のサンプルを送るだけで、全DNA(パーソナルゲノム)の解読をしてくれ、検査結果は後日インターネットにアクセスして確認できる。費用は50万円。自分で払うことを考えると高額ともいえるが、以前とは比べ物にならないくらい安くなっている。 最近、遺伝子と病気の関係が明らかになりつつあり、パーソナルゲノムを知ることは、かかりやすい病気に備えることを可能にし、健康管理に役立つ。たとえば、ゲノム配列から心筋梗塞のリスクが高いことが分かったので、今後は低脂肪、低カロリー塩分控えめ