空前の自転車ブームのなか、パイオニアが異業種である自転車マーケットに参入。ハードウェアからソフトウェアまで、ゼロから開発した自転車専用ナビ「ポタナビ」を発売した。 PIONEER PotterNavi ナビ機能に加えて内蔵の通信モジュールで専用ウェブページに走行ルートを自動で記録するデータロガー機能なども備える。無線通信規格ANT+にも対応。2012年2月発売予定。オープン価格(店頭予想価格¥40,000前後)〈Pioneer/パイオニア http://pioneer.jp/cycle/〉 エコロジーとフィットネスの観点から”自転車に乗る”というライフスタイルが確立されつつある今、パイオニアがハードウェアからソフトウェアまでゼロから開発した自転車専用ナビ「ポタナビ」を発売する。 自分の位置や速度などナビの基本機能に加えて、「目的地はないけど自転車でぶらぶらしたい」というようなポタリング
東京・代官山の豊かな緑を残す約4,000坪の敷地に、「代官山 蔦屋書店」を中心とする複合施設「代官山T-SITE」が誕生した。Tの文字をモチーフにしたファサードが連続する敷地内には、レストランやカメラ店、電動アシスト自転車店などの専門店が。都市生活者のための“知の楽園”がここに! 「代官山T-SITE」は代官山の旧山手通り沿いの広大な敷地の中心に3棟から成る「蔦屋書店」を据え、敷地内にカフェバー・ダイニング「IVY PLACE」、ペットのグルーミングサロンやドッグガーデンなどがある「GREEN DOG代官山」、カメラの専門店「代官山 北村写真機店」、電動アシスト自転車専門店「代官山Motovelo」など専門店や多目的スペース、クリニックなどを配した複合施設。建築はクライン ダイサム アーキテクツ、デザインワークは原 研哉、空間演出は池貝知子が手がけた。 その主役ともいうべき蔦屋書店は、従
レオナルド・ディカプリオの製作会社アッピアン・ウェイが手がける、ハリウッド実写版『AKIRA』のストーリーの詳細がオーディション情報サイトに掲載された。その内容によると、主人公の金田正太郎はマンハッタンのバー経営者で、原作では親友だった鉄雄とは兄弟という設定になっている。 ハリウッドで二部作として実写化される『AKIRA』について、続々とキャスティングのニュースが報じられているが、新たにそのプロットがインターネット上にリークされた。 大友克洋の原作では、2019年のネオ東京を舞台に、主人公の金田正太郎は暴走族のリーダー、島鉄雄は金田の親友として描かれた。しかし、オーディション情報サイトActing Auditionsに掲載された内容によると、ハリウッド実写版では金田と鉄雄は兄弟で、金田はネオ・マンハッタンのバー経営者となっている。 金田は、大佐によって拉致された鉄雄を救い出すためにケイ
2009年にテート・モダン&ブリテンの初代写真部門キュレーターに就任したサイモン・ベーカー。巨大美術館における大変化の鍵を握る男が語る、いい写真に必要な条件とは? 写真&文・若木信吾 年を追うごとに拡大し、盛り上がりをみせているTokyo Photoだが、僕にとって今回の目玉はサイモン・ベーカーの来日だった。彼は2年程前にイギリスのテート(モダンとブリテン)初の写真キュレーターに就任した。テートはそれまで、現代芸術家が撮った写真の収蔵はあったものの、写真家の写真にはいっさい興味を示さなかった。ついに設立以来、初めて写真というものに目を向け始めたのだ。その大変化の鍵を握っているのが、今年38歳のサイモンさんだ。 夏の暑さも落ち着いて過ごしやすい気候だったから、会場のミッドタウンでのトークショー後、サイモンさんを誘って建物の裏にある芝生のスペースに移動した。ジャケットとネクタイにジーンズのカ
設立からわずか4年で企業価値10億ドルともいわれるビジネスへと成長させたショッピングサイト「ギルト」。トップクラスの品揃えと招待制というエクスクルーシヴな空間で巨大産業をリードするギルトのビジネス、その成功の秘密を探る。 顧客とブランド双方にとって有益なビジネスモデルを構築 インターネットの世界では、長い間、ラグジュアリー業界をEコマースに引き入れることの難しさが語られてきた。五番街のフラッグシップショップで、最上級のもてなしを受けながら、触ったり、試着したりして商品を購入する体験自体が「ラグジュアリー」の本質だと思われてきたからだ。ところがラグジュアリーなブランドを、しかもディスカウント価格でEコマースの世界に引き入れることに成功した企業がある。ニューヨークのギルト・グループである。 左から タイラー・トーソン メンズ エディトリアル&クリエイティブ チームヘッド ジョシュ・ペスコ
ここ数年、著しくカジュアル化したスーツ&ジャケット。肩パッドをはじめとする副資材を極力省いた、いわゆる“カーディガンジャケット”が主流となって久しいが、そんな潮流への反動からか、再び構築的なスタイルが復活しつつある。 その火付け役がポロ ラルフ ローレンの新型スーツ&ジャケット「ギャリソン」。幅約11cmというビッグラペルと、明らかに“盛った”肩パッドの組み合わせは男気満点! ウエストラインもかなり絞り込まれており、その逆三角形シルエットはスーツが本来もっていたマスキュリンな色気を、否応なく掻き立てるのだ。 逆三角形シルエットを描く現代のパワースーツ 2ボタンでウエストの絞り位置はかなり低め。構築的なショルダーラインをより際立たせる、グラマラスなシルエットが最大の特徴だ。そんな「ギャリソン」モデルは、大定番との呼び声高い「ポロ」モデルなどに続いて、2011年春にスタートした新型スーツであ
独特の野球理論でオークランド・アスレチックスを強豪に育てたGMビリー・ビーン。彼の球団経営エピソードをまとめてベストセラーになったノンフィクション『マネーボール』が映画化。11月11日(金)より全国公開される。 長い歴史をもつメジャーリーグに、21世紀に入ったころに革命が起きた。金もコネもないオークランド・アスレチックスが前人未到の20連勝を成し遂げ、全米を熱狂させたのである。 その勝利を支えたのが、「セイバーメトリクス」という独特の野球理論だった。出塁率と長打率に特化した統計学をベースにするこの理論を取り入れた立役者こそ、本作の主人公、アスレチックスのGMビリー・ビーンだ。メジャーリーグでそれまで見捨てられていた選手たちを、ビーンは“安く仕入れ”、例えば1勝に何億円もかかるヤンキースに対し、3分の1のコストで勝利をもぎとることに成功した。本作は、このエピソードをまとめてベストセラーにな
さっきまでファミリーカーやビジネスマンのアシとして実直に働いていたクルマが、突然開放的なオープンカーに変身する。そんな非日常感を味わわさせてくれるのが、新型のフォルクスワーゲン・ゴルフ・カブリオレだ。 優等生であるほど、非日常性は増す 4人乗りのオープンカーは特別な存在だ。スーパーカーに匹敵するほどの非日常的な感覚を味わわせてくれるのだ。 「2人乗りのオープンカーのほうが非日常的ではないか」という声があるかもしれない。けれどもオープン2シーターは、そもそも2人しか乗れないという時点で非日常的だ。2人乗りオープンの屋根を開けるという行為は、ビキニ姿からトップレスになるのに近いかもしれない。 一方、4人乗りオープンカーの屋根を開けるという行為が生む変化は、スーツ姿からトップレスになるぐらい大きい。なにしろ、さっきまでファミリーカーやビジネスマンのアシとして実直に働いていたクルマが、突然オー
超高層ビルや、破格の巨大プロジェクトで世界を驚かせてきたドバイ。2009年の“ドバイショック”以降、いろんな噂が飛び交ったが、実際今のドバイってどうなっているのか? 中東に注目が集まる昨今、その現状を確かめに現地へ。待ち受けていたのは、パワフルで前向きなミドルイーストのこれからを創る、クリエイティブなヤツらだった。 旅の2日目、彼らはまたもや意気揚々と我々を連れ出した。市街地からクルマで10分ほど、観光客の影もない塀で囲まれた倉庫街に入ると、ぽつりぽつりと洒落たドアが見えてくる。目的地はそのひとつ、『Shelter』。兄弟が運営する、ギャラリーやワークショップ、カフェなどを併設したスペースである。 倉庫の並ぶ『Shelter』のある一角は、実は20〜30のギャラリーが軒を並べるアートディストリクトになっている。そのほとんどが中東の現代アーティストの作品を扱うものだ。市内のモールで見かける
ビジネスで活躍! シンプルだけじゃない“無印良品ガジェット”の魅力━━梶原由景が指南する最新ガジェット活用術 誰もが一度はお世話になっているであろう「無印良品」。家具から衣類、生活雑貨、食品まで、ありとあらゆるものを揃えているが、梶原由景はそのなかでもビジネスに使えるガジェット関連に着目。この秋にリリースされる新製品をチェックしつつ、その真の魅力について改めて考えてみた。 デザインを大きく変えずに、中身は着実にアップデート 無印良品は以前から好きでこまめにチェックしていますが、特にここ最近は面白い動きをしているように思います。つい先日も文房具を買い足そうとお店に行ったら、極端に短いカッターや透明な付箋など、ありそうでなかった商品をいろいろと発見。いくつか購入し、使ってみたところ、どれも便利で気が利いている。近ごろの無印良品は、ユーザーの半歩先行くユニークな物作りをしているなあと、改めて感心
筆記具といえば、鉛筆、万年筆、ボールペン、ローラーボールのどれかに当てはまるもの。そしてどれもが戦前~戦後すぐのテクノロジーが発展したものだったといえる。そんな筆記具に第5のモード(いわば方式)が加わった。高級筆記具ブランド、パーカーによる「パーカー インジェニュイティ」がそれだ。 「パーカー インジェニュイティ ブラックCT」¥18,900。各種バリエーションあり。〈PARKER/ニューウェル・ラバーメイド・ジャパン tel.0120-673-152〉 パーカーが今回発売した「パーカー インジェニュイティ」は、これまでの鉛筆(黒鉛を紙にこすりつける)、万年筆(毛細管現象を利用する)、ボールペンおよびローラーボール(回転するボールなどがインクを供給する)とは全く違う方式の筆記具だ。 「創意工夫ある発明品」を意味する「インジェニュイティ」という名前のとおり、ペンの構造を一から見直したイノベ
誰よりも日本の魅力を知るふたりがタッグを組んで、日本が誇る「伝統工芸」や「伝統文化」の魅力を伝えることになった。 左:小山薫堂 放送作家、脚本家 1964年、熊本県生まれ。「カノッサの屈辱」「料理の鉄人」などの番組を企画。2008年映画『おくりびと』で脚本を手がける。2009年、東北芸術工科大学デザイン工学部企画構想学科長就任。 右:中田英寿 TAKE ACTION FOUNDATION 代表理事 1977年、山梨県生まれ。2009年1月に「TAKE ACTION財団」を設立。楽しんで参加したことが、継続的な社会貢献につながる仕組み作りを実現するための活動を続けている。 日本人としての意見をもてる人が真の国際人 中田 僕は世界中に友人・知人がいて世界中を飛び回っていた時期があって、それが国際人なんだと思っていたんです。でも、途中で、「自分が日本人であること」を国際的レベルで語れて、日
この夏の日本の節電事情でぼくが驚いたのは、盆踊りなどが中止になったり時間が繰り上がったりしたことだ。明るい中で盆踊りやったってつまらないし、それ以上に気になるのは、そうすることで本当に節電に貢献しているんだろうか? この夏、ぼくはほとんどラオスやカンボジアにいた。特にラオスは電気は売るほどあるので(いや文字どおり。隣国タイへの売電が主な外貨収入です)、節電どこ吹く風ではあったのだけれど、日本は結構暑かったのに節電でクーラーも使えず、大変だったとか。 そしてそれよりもぼくが驚いたのは、一部のイベント、たとえば盆踊りなどが中止になったり、あるいは時間が繰り上がったりしたという話だった。理由は当然、節電。暗い中で電飾つけて盆踊りすると電気使うから、という話だ。 やれやれ、つまらないことを考えるもんだ。明るい中で盆踊りやったってつまらないじゃないか。そしてそれ以上に重要なこと。それは本当に、当
日本でも当たり前の存在になったFacebookを特徴づけるものといえば、「いいね!」(Like!)ボタン。今ではTwitterやメール、実際の会話でもシャレで使われることも。そんな「いいね!」ボタンがなんとスタンプに! イギリスのロンドンにあるデザイン事務所、NATIONが、スタッフ間の冗談から作ってしまったのが、この「いいね!スタンプ」だ。日々クライアントワークとしてプロダクトデザインやグラフィックデザインを手がける彼らにとって、スタンプを作ることなどたやすいことだったこともあり、スタジオ内での冗談を、即、商品化。Facebookの「Like!」ボタンそのまんまのスタンプを完成させた。あなたが上司で、社内の稟議書や企画書にこれを押せば部下の人気を集める……かもしれない。 ちなみに「Like!」(「いいね!」)のほかに、指が逆向きのパロディバージョン「Dislike」(嫌い、よくないね!
クリスチャン・マークレー 1955年アメリカ生まれ。ターンテーブルプレイヤーとしてのパフォーマンスをはじめ、現在ロンドンとニューヨークを拠点にアート作品を発表している。 時間は同じ間隔で刻まれていくはずなのに、延びたり縮んだりしているように感じることがある。ある一分はとても長く、ある一分はとても短く感じられる。 ヨコハマトリエンナーレ2011の初日、会場のひとつである日本郵船海岸倉庫でクリスチャン・マークレーさんのインタヴューの時間が来るまでの30分程のあいだ、彼の最新映像作品の「The Clock」を見ていた。今年ヴェネツィア・ビエンナーレにも出品され、マークレーさんは金獅子賞を取った。さまざまな異なる映画の時刻を示すシーンをつなぎ合わせて作られたこの映像作品の長さは24時間で、驚くべきことにそれぞれの時計の針が作品を見る我々の現実の時間を指しているのだ。 現実時間で上映されている
映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』で強烈なインパクトを残した、もうひとつの主役ともいえる存在がタイムマシンのデロリアン。このクルマが実在していたメーカーで、クルマ自体を市販していたということを知る人は意外と少ないだろう。そんなデロリアンがEVで復活するという。 映画ではタイムマシンとして使われていたデロリアンだが、実は、そのベースは「DMC-12」というれっきとした市販車であることは意外と知られていない事実。 1981年にデビューした同車は、元GMの副社長だったジョン・デロリアンが創業したデロリアンモーターカンパニー(Delorean Motor Company)の市販第1号。今でも新鮮なその近未来的なデザインは、イタリアのジョルジェット・ジウジアーロ(初代VWゴルフ、ロータス・エスプリ、フィアット・パンダ、アルファロメオ・ブレラなどをデザイン)、ガルウィングドアをもつボディは、塗装
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