ギャンブル依存症はWHOも認める精神疾患の一つで意志や根性では治療できない。この問題にどのように取り組むべきか。現状と対策について考えていく。
近田 「こんな町おこしもあるんです。」 「乾杯!」 こちら、千葉県船橋市で行われた地域の交流会。 お酒も入って楽しそうですね。 実は、ここは図書館。 駅近くの空き店舗を利用して、NPOがつくりました。 参加した人 「本の力はすごいです。 年代、超えられますよね。」 ほかにも酒屋の空きスペースなど、このNPOでは、商店街や団地など20か所で図書館を運営しています。 近田 「もともとは公立の図書館の閉館時間、閉まるのが早いなと感じて始めたものなんですけれども、今では9,000人の利用者が登録して、新たな交流の拠点にもなっているんです。」 江崎 「本の力を利用して、町に人を呼び込もう。 今、こうした新たな町おこしの挑戦を始めた地方都市があります。 町おこしと言いますと、『B級グルメ』、『ゆるキャラ』などがまず思い浮かびますが、ここは違うんです。 本の力、読書の魅力で、どうや
<イントロ> 今、日本の人口のおよそ4人に1人が65歳以上の高齢者です。これが20年もしますと、3人に1人が高齢者という社会が訪れます。急速に高齢化が進む中で、老いへの備えを急がなければならないのが、大都市とその周辺の地域です。地方で一足先に進んでいた高齢化の波が押し寄せてくるからです。今夜は、これから老いが進む都市でどんな備えが必要なのか、考えていきます。 これまで高齢化というと、若い人たちが都市部に働きに出て、過疎地に取り残される高齢者の問題に目が向けられてきました。しかし、これから問題に直面するのは、大都市とその周辺地域です。 東京や大阪などの大都市には、高度経済成長が本格化した1960年代以降、地方から若い人たちが移り住んできました。戦後のベビーブームに生まれた団塊世代が中心です。ここで就職しやがて家庭を持ち、多くが都市郊外に住まいを構えました。その団塊世代が去年65歳になり
【前説】 雇用のあり方や社会、家族のありようが大きく変わる中で、生活に困窮し、孤立する人たちが増え続けています。厚生労働省の審議会はきょう、生活に困窮している人を社会全体で支えていくための新たな戦略を考えようと本格的な議論を始めました。今夜はこの戦略について考えます。 生活保護を受けている人は全国で211万人を超え、過去最多を更新しています。 特にこの数年、増加が目立つのが、健康状態や年齢などから、働ける可能性があるのに働いていない人たちで、厚生労働省はおよそ30万人に上るとしています。 一方で、生活保護は受けていないけれども、経済的に困窮している人たちも大勢います。厳しい雇用情勢で働きたくても働けずにいる人、人との関係性がうまく取れず孤立している人・・。生きづらさを感じている多くの人が十分な支援を受けられないままでいます。このままでは、今後、さらに生活保護に頼らざるを得ない人が増え
【リード】 107人が死亡したJR福知山線の脱線事故で、業務上過失致死傷の罪に問われたJR西日本の前の社長に、神戸地方裁判所は「無罪」の判決を言い渡しました。鉄道事故で経営幹部が刑事責任を問われるのは極めて異例のことですが、鉄道史上でもまれに見る大惨事だっただけに、裁判所がその責任をどう判断するのか注目されていました。なぜ無罪になったのか、また鉄道をはじめ社会の安全性を高めるために、この判決をどう受け止めるべきなのか、考えます。 (VTR) 事故が起きたのは7年前の4月25日、兵庫県尼崎市のJR福知山線で、快速電車がカーブを曲がりきれずに脱線し、乗客106人が亡くなり、562人がけがをしました。事故の直接の原因は死亡した運転士のブレーキ操作が遅れ、制限速度を大きく上回るスピードでカーブに進入したことでした。 この事故でJR西日本の歴代の社長をはじめ10人が書類送検されましたが、検察は山
<< 前の記事 | トップページ | 次の記事 >> 2011年08月01日 (月)時論公論 「原子力規制の体制作りを急げ」 安全規制を行ってブレーキ役を担うはずの原子力安全・保安院までもが世論を操作して原子力推進に加担していた疑いが濃厚に。プルトニウムを再利用するプルサーマルに関する政府主催のシンポジウムで、原子力安全・保安院から電力会社に対して住民に賛成の質問をしてもらうよういわゆる「やらせ」の要請があったことが明らかに。保安院側は事実関係を確認中としているが、九州電力の「やらせ」メール問題に続く規制当局の不祥事に、国民の原子力に対する不信は高まる一方で、保安院の存在意義そのものが問われている。 推進と規制が一体となった慣れ合い状態を打破し、信頼できる規制体制作りを急ぐ必要。今夜の時論公論は問題の背景と新しい規制体制のあり方について水野倫之解説委員。 まず2007年8月に静岡県御前崎市
<< 前の記事 | トップページ | 次の記事 >> 2011年08月04日 (木)ピックアップ@アジア 「チェルノブイリと福島・ベラルーシから学ぶこと」 東京電力福島第一原発事故 原発からまき散らされたセシウム137など放射能による汚染が広がりました。 汚染の状況はチェルノブイリ事故後のベラルーシと重なります。 チェルノブイリ事故から25年、 ベラルーシでは日本以上に厳格な食物検査や健康管理を行っています。 ベルラット研究所・ネステレンコ所長 「日本の基準はベラルーシに比べてあまりに緩すぎて、酷いと言っても良いくらいです。」 原発事故で大地が汚染された日本がベラルーシから何を学ぶべきか考えます。 「チェルノブイリと福島・ベラルーシから学ぶこと」 吉井)福島第一原発の事故後、何故今旧ソビエトのベラルーシが注目されているのですか。 石川)ベラルーシはチェルノブイリ後、飛来した放射能が雨によっ
<< 前の記事 | トップページ | 2011年06月07日 (火)スタジオパーク 「ITバスで地域が変わる」 (アナ) 人口減少や高齢化に悩む地域で、ITを使って自由に移動できる「オンデマンドバス」のシステムが活躍し、注目されています。室山解説委員に聞きます。 どんなものですか? 「オンデマンド・バス」。依頼を受けて走るバス。 過疎化が進んでいるところなどでの交通機関として注目されている。 路線バスは決められた停留所の間を決められたスケジュールで走行するので、離れた所に住むお年寄りなどは停留所まで行きにくかったり、目的地までずっと乗っていなければならない。しかし、オンデマンドバスは、使いたい人がその旨を伝え、コンピュータにインプットすれば、コンピュータが自動的に調整し、多くの人が、目的地に柔軟に行くことができる。三重県玉城町の事例を紹介する。 (VTR1) 玉城町のオンデマンドバスは町
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