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  • 【速報】2018年ノーベル化学賞は「進化分子工学研究への貢献」に! | Chem-Station (ケムステ)

    一般的な話題 【速報】2018年ノーベル化学賞は「進化分子工学研究への貢献」に! 2018/10/3 一般的な話題, 化学者のつぶやき ノーベル化学賞, ファージディスプレイ, 進化分子工学 コメント: 0 投稿者: webmaster, Shirataki, cosine スウェーデン王立科学アカデミー(Royal Swedish Academy of Sciences)は3日、2018年のノーベル化学賞(Nobel Prize in Chemistry)を、米国人のフランシス・アーノルド(Frances H. Arnold)氏(酵素の指向性進化法の解明に対して)、同じく米国人のジョージ・スミス(George P. Smith)氏、英国人のグレゴリー・ウィンター(Gregory P. Winter)氏(ペプチドと抗体のファージディスプレイの開発)に授与すると発表した。 今年はなんとタンパ

  • ナノチューブを簡単にそろえるの巻 | Chem-Station (ケムステ)

    Tshozoです。Nature Nanotechnologyに個人的に非常に興味を覚えた論文があったので紹介いたします。 “Wafer-scale monodomain films of spontaneously aligned single-walled carbon nanotubes” Junichiro Kono et al., Nature Nanotechnology(2016)  doi:10.1038/nnano.2016.44 “カーボン3兄弟”のうちここ10年来三男のグラフェンが非常に喧しいわけですが、そもそも”ナノテクHype”とも揶揄されるほどの研究活動の隆盛の端緒を拓いたのは長男のC60、そして次男のナノチューブです。今回そのナノチューブに関し、一見するとなんとも都合が良すぎるような結果が出たのでご紹介しましょう。 いつもの 今回は真ん中のナノチューブが主役 N

  • マイクロ波とイオン性液体で単層グラフェン大量迅速合成 | Chem-Station (ケムステ)

    化学者のつぶやき マイクロ波とイオン性液体で単層グラフェン大量迅速合成 2015/8/31 化学者のつぶやき, 論文 グラフェン コメント: 0 投稿者: Tshozo 以前サムスン電子によるグラフェン合成の記事を書いた(記事:「サムスン電子おそるべし!云々」)ことがあるのですが、今回それと関連した論文が東京大学 相田研究室から発表されましたのでご紹介いたします。 “Ultrahigh-throughput exfoliation of graphite into pristine ‘single-layer’ graphene using microwaves and molecularly engineered ionic liquids”, Matsumoto, M.; Saito, Y.; Park, C.; Fukushima, T.; Aida, T. Nature Chem.

  • フラクタルな物質、見つかる | Chem-Station (ケムステ)

    同じ分子でも、分子の並び方が変わると全く異なる性質を示すことがあります。 最近その分子の並び方として「フラクタル構造」をとる物質が報告されたので紹介させていただきます。その前に、分子の並び方の基、結晶やアモルファスから説明しましょう。 結晶とアモルファス 砂糖水をゆっくり蒸発させると砂糖の結晶が育ってきます。結晶中ではグルコース分子が周期的に並んでいます。砂糖に限らず、ほとんどの分子が結晶構造をとり、分子が周期的に(より難しい言葉でいうと並進対称性を有して)並びます。 そのような規則構造を取らず、不規則な構造のまま固まってしまうものもあり、これらは非晶質(アモルファス)と呼ばれます。代表的なものが窓ガラスなどのガラスですね。バラバラに並ぶより、きっちり並んだ方が分子間相互作用を多く稼ぐことができるため、ほとんどの物質は高温からゆっくり冷やすと結晶状態になります。一方溶液状態から急速に冷や

  • ボタン一つで化合物を自動合成できる機械 | Chem-Station (ケムステ)

    化学者のつぶやき ボタン一つで化合物を自動合成できる機械 2015/3/23 化学者のつぶやき, 論文 Science, クロスカップリング, 全合成, 有機合成, 自動合成 コメント: 0 投稿者: cosine つい先日、イリノイ大学・Martin Burke教授のグループから、大変にインパクトある報告[1]がなされました。ひとことで言うなら、 「繰り返し連結法によって有機小分子を自動合成できる装置を開発した」 という成果になります。 有機合成の経験を全く持たないScience誌の記者がこの装置を試してみたところ、ボタンを押して2日待つだけで天然物(crocarcin C)を全合成できた[2]そうです。これには驚くほかありません(皆さんは、この化合物を自力で作ることができますか?)。この装置が秘める破格のポテンシャルを、十二分に示すエピソードと言えるでしょう。 今回の記事では、今回開発

    SavingThrow
    SavingThrow 2015/03/23
    "「繰り返し連結法によって有機小分子を自動合成できる装置を開発した」 という成果になります。脱保護モジュール(D)、カップリングモジュール(C)、精製モジュール(P)、各工程を自動で次々と行なえる。"
  • “Wakati Project” 低コストで農作物を保存する技術とは | Chem-Station (ケムステ)

    一般的な話題 “Wakati Project” 低コストで農作物を保存する技術とは 2015/2/3 一般的な話題, 化学者のつぶやき コメント: 0 投稿者: Tshozo Tshozoです。 2011年からベルギー で継続されているプロジェクトが少し面白いので、ご紹介します。その名も『Wakati Project』。タイトルの”Wakati”はスワヒリ語の「時間」を意味するそうです。日語の「分かち」じゃないのでご注意を。で、何のプロジェクトかというと、 「サハラ周辺の気候でも簡単なしくみで野菜類・果物類を保存できるようにするプロジェクト」 です。 同プロジェクトのロゴ 引用はWakati.orgより まさかこんな方法で、と最初思いましたが、実際に保管できてるようなのです。今回はそのお話。 もともとの経緯は、同プロジェクト創始者のArne Pauwels氏がベルギー アントワープにある

  • 「オプトジェネティクス」はいかにして開発されたか | Chem-Station (ケムステ)

    前回の記事では、脳/神経科学研究の進展に革命的な寄与を果たした技術「オプトジェネティクス」について簡単に紹介しました。 今回はこの革命的技術がいかにして開発されたか?というお話を紹介したいと思います。 異分野の交差点が新たな革命をもたらした オプトジェネティクスの決定版はスタンフォード大学のカール・ダイセロス(Karl Deisseroth)教授によって開発されました。(1971年生まれの43歳。若い!!) 彼は精神科医でもあり、「どうにも手の着けようが無い精神病を何とかしたい」という問題意識を持っていました。しかし既知の治療法にしても、ほとんどが歴史の偶然によって見つかってきたものばかり。なぜそれが発症するのかすら、科学的にも調べようがなかったのです。 一方、微生物学の世界では、「オプシン」と呼ばれる遺伝子にコードされる光感受性イオンチャネルが研究対象となっていました。微生物の環境応答挙

  • 光で脳/神経科学に革命を起こす「オプトジェネティクス」 | Chem-Station (ケムステ)

    一般的な話題 光で脳/神経科学に革命を起こす「オプトジェネティクス」 2014/12/24 一般的な話題, 化学者のつぶやき, 論文 オプトジェネティクス, ロドプシン, 光, 光遺伝学, 神経, 脳 コメント: 0 投稿者: cosine 「脳」は21世紀のサイエンスを代表するキーワードとして名高い対象ですが、分子・細胞間の関係性をもとにした機能解明はほとんど進んでいません。先進諸国で対策すべき疾病は、肉体的なものから精神/神経疾患へとシフトしつつあるにも関わらずその病理解明は遅れており、治療法開拓へもなかなか手が伸びていきません。 最大の問題はとにもかくにも、生きている動物を使って、脳・神経機能を細胞レベルと関連づけて調べる技術の欠如にありました。 しかし最近、とある革命的技術によってこれががらりと様変わりを見せました。記事のタイトルでもある「オプトジェネティクス(光遺伝学)」です[

    SavingThrow
    SavingThrow 2015/01/04
    ”遺伝子導入によって光応答タンパクを発現させ、細胞を光制御できる形に変えてしまう技術” http://www.nikkei-science.com/page/magazine/0901/200901_048.html
  • 究極のナノデバイスへ大きな一歩:分子ワイヤ中の高速電子移動 - 化学者のつぶやき -Chem-Station-

    ムーアの法則というものをご存知でしょうか? 集積回路中のトランジスタの数が約2年で倍増するという経験則です[1]。近年、増加が限界を迎えていると言われていますが、最近、そこに新しい光が射すような報告がありました。  東京大学中村研究室の辻准教授らは、π共役平面を持つ有機分子を分子ワイヤとして用い、ワイヤ中の電子移動速度が常温・溶液状態で従来の840倍程度まで加速されることを発見しました。 常温で働く分子ワイヤとしては初めての例になります。 "Electron transfer through rigid organic molecular wires enhanced by electronic and electron-vibration coupling" Sukegawa, J.; Schubert, C.; Zhu, X.; Tsuji, H.; Guldi, D. M.; Nak

    究極のナノデバイスへ大きな一歩:分子ワイヤ中の高速電子移動 - 化学者のつぶやき -Chem-Station-
  • 科学部をもっと増やそうよ | Chem-Station (ケムステ)

    少し前にはなりますが、(独)科学技術振興機構 理数学習支援センターから平成24年度の中学校理解教育実態調査の集計結果が発表されました。(PDFファイル)今時の初等理解教育の実態が見えてくるこの調査結果ですが、少なからず心配になるようなデータもありました。 ケムステ読者の皆様はいわゆる理系の方が多いと思います。もしかして生徒時代には学校の科学部所属でした?そんな科学部が今風前の灯というのはどう思われますか? 小学校とは違い、中学からは理科が物理、化学、生物、地学とより具体的に内容が分かれ、授業も理科専門の先生が教えるようになります。よって理系の道へ進むようになるか否かは中学の理科の先生によるところが大きいのではないでしょうか。かくいう私も思いかえせば中学の理科1(化学、物理)の先生に大きな影響を受けています。 調査に対して400校、1200名を超える有効回答が得られています。団塊の世代の教員

  • こんな装置見たことない!化学エンジニアリングの発明品 | Chem-Station (ケムステ)

    一般的な話題 こんな装置見たことない!化学エンジニアリングの発明品 2013/9/25 一般的な話題, 化学者のつぶやき, 製品情報 投稿者: Tshozo 一般には成熟したと思われる化学エンジニアリングの世界、そこには未だ未だ驚愕に値する発明の種は埋まっているのであります Tshozoです。今回、その発想力と技術の切り口に久々に感動した化学関係の装置がありますので紹介させていただきます。 元ネタは日刊工業新聞社殿が長年主催されている「発明大賞」。今年で39年目を迎える長寿企画で、「優れた発明考案により、我が国産業の発展と国民生活の向上に業績をあげた企業及び個人またはグループに贈られる賞」という趣旨のものです。そのリストを見ると機械マニアが狂喜しそうな、数々の素晴らしい発明品が生み出されています。 ▲発明大賞ロゴ 発明大賞サイトはこちら → ● 今回受賞リストはこちら→ ● 日刊工業新聞社

  • フラーレンの中には核反応を早くする不思議空間がある - 化学者のつぶやき -Chem-Station-

    化学者のつぶやき フラーレンの中には核反応を早くする不思議空間がある 2013/9/25 化学者のつぶやき, 論文 フラーレン, ベリリウム, 半減期, 放射性物質, 核反応, 核崩壊, 電子捕獲 コメント: 0 投稿者: Green 今まで「自分が小さくなってフラーレンの中に入ってみたらどうなるんだろうか」と考えてみたことはありますか。夢の中だけでいいので、そんな経験をしてみたい気もします。実は、フラーレンの中には、ある種の核反応まで早めてしまうほどの、不思議空間が広がっているのです[1]。 火薬の燃焼が一瞬であるのに対し、鉄クギが錆びるという現象は、同じ酸化であるにも関わらずゆっくりで、時間がかかります。化学変化では、このように反応の進むスピードがまちまちです。化学反応の進む速さは、反応の種類だけではなく、温度や触媒の有無など反応の環境によっても大きく違います。こういった反応速度が決ま

  • ケムステ10年回顧録― 副代表版 | Chem-Station (ケムステ)

    既にお伝えしましたとおり、ケムステが「化学コミュニケーション賞2012(団体)」を受賞する運びとなりました。 副代表の私もサイト運営を通じ、当にいろいろなことを考え、様々な経験をしました。非常に感慨深いものがあります。 これまで代表以外のメンバーは出自を明らかにしてきませんでしたが、今回の受賞を機に私も身分を開示することにしました(この業界は実に狭いので、周りには既にバレバレ、今更感もあるのですが・・・)。私のオフィシャル身分は大学教員(助教)で、こちらのラボで研究に従事しております。専門は有機合成化学(触媒開発)です。 そんな自分がどういう経緯で「ケムステ運営」に関わることになったのか・・・ ブログは「つぶやき」という自由度の高い場なので、自分にとっての「ケムステルーツ」を述べてみるのも悪くない気がしました。まったく「誰得記事」ではありますが、たまにはこういう昔話も悪くないでしょう。

  • ケムステが化学コミュニケーション賞2012を受賞しました | Chem-Station (ケムステ)

    一般的な話題 ケムステが化学コミュニケーション賞2012を受賞しました 2013/2/25 一般的な話題, 化学者のつぶやき 投稿者: webmaster 突然ですがうれしいお知らせを。ケムステが「化学コミュニケーション賞2012」(日化学連合より)を受賞することが決定しました! 受賞者名:化学ポータルサイト Chem-Station 受賞代表者氏名:山口 潤一郎 務先:名古屋大学大学院理学研究科 准教授 業績の標題:「化学情報伝達・啓発のためのウェブシステムの構築」 賞は「化学」に対する社会の理解を深めることに貢献した個人及び団体を顕彰しその栄誉を称えています。これまで約13年間続けてきたウェブを通じた化学情報伝達・啓発への取り組みとそれを可能にしたウェブシステムを構築したことが理由です。業は研究者なのでこの活動でこのような賞をいただけるとは思っていなかったので、筆者の研究の方で

    SavingThrow
    SavingThrow 2013/02/25
    おめでとうございます!
  • 【速報】2012年ノーベル化学賞発表!!「Gタンパク質共役受容体に関する研究」 | Chem-Station (ケムステ)

    一般的な話題 【速報】2012年ノーベル化学賞発表!!「Gタンパク質共役受容体に関する研究」 2012/10/10 一般的な話題, 化学者のつぶやき 投稿者: cosine ケムステでも大々的にFacebook連動予想企画を行ってきました化学賞、またもや見事に外しました・・・がっくし。栄えある受賞者は両者とも米国の研究者で、デューク大学のRobert J. Lefkowitz (ロバート・レフコビッツ)教授とスタンフォード大学のBrian K. Kobilka (ブライアン・コビルカ)教授の2人です。 うーん、当てるのはほんとうに難しいですね・・・特に生化学系のものとなると、専門外になってくることもあり、どうにも予想しにくいという。 しかし今年の受賞対象となったのは、「Gタンパク質共役受容体(G protein-coupled recepter, GPCR)」に関する研究について。 筆者の

  • シリカゲルの小ネタを集めてみた | Chem-Station (ケムステ)

    有機化学者が日々使っているシリカゲル。その意外と知っているようで実は知らなかった「小ネタ」を集めてみました。 「シリカゲル」じゃ通じない 英語でディスカッションしていて、「どうやって精製したんだ?」 「シリカゲルカラムだよ」 「What??」 という経験があります。シリカゲルは “silica-gel” なので、「シリカ -ジェル」 と言うんですよ。 “gel” ってなに? シリカゲルは “silica-gel” なので、「シリカ」の「ゲル」。 「シリカ」は二酸化ケイ素(SiO2)によって構成される物の総称で、様々な結晶型で存在していて ①結晶性シリカ [石英・クリストバル石など]、 ②非結晶性シリカ [シリカゲル・珪藻土など] に分類されます。シリカゲルは、水に分散したシリカを蒸発させて、内部の溶媒を失い空隙を持つ網目構造となったキセロゲル構造をもったものです。 シリカゲルの発がん性 ラ

    SavingThrow
    SavingThrow 2012/05/16
    "シリカゲルはメタノールに溶けない。溶出してくるのは、炭酸カルシウム等のいわゆるミネラル成分。大量の水を乾燥して飛ばしてるので、硬水を使っている外国製のシリカゲルには多量のミネラルが含まれます。"
  • 核酸医薬の物語2「アンチセンス核酸とRNA干渉薬」 | Chem-Station (ケムステ)

    タンパク質をコードしたセンス鎖のRNAと相補な配列の核酸を用いる方法が、アンチセンス核酸です。ここでは、サイトメガロウイルス網膜炎治療薬のホミビルセン(fomivirsen)を例に解説しましょう。 通常このサイトメガロウイルスは悪さをしないで日和見しているのですが、エイズ(acquired immune deficiency syndrome; AIDS)を発症して免疫力が落ちると暴れ出します。猛威を振るう最初のステップで作られるタンパク質がIE2(immediate early antigen 2)です。翻訳されてこのIE2タンパク質が作られてしまうと、今までおとなしくしていたサイトメガロウイルスが、ウイルス粒子の大生産を開始します。 そこで、活躍するのがホミビルセンです。このIE2タンパク質のアミノ酸配列をコードしたRNAと、ホミビルセンは相補に塩基対を形成し、IE2のmRNAにリボソ

  • ダイヤモンドは砕けない | Chem-Station (ケムステ)

    4月の誕生石 ダイヤモンド 世界一硬い物質としてダイヤモンドは知られ、他の物質では歯が立たず、そのためダイヤモンドはダイヤモンド自体でもって磨かれます。なんという発想の転換、子どもの頃それを聞いて驚いたものです。4月になりましたので誕生石にちなんで、ダイヤモンドがなぜ磨けるのか、分子動力学のシミュレーション結果を紹介したいと思います。ただ単に、硬いもの同士で砕かれていたというわけではないようですよ。物理変化だけではなく、ダイヤモンドの研磨に潜んでいた化学反応とはいったい? 永遠の絆の象徴として、宝飾品でおなじみのダイヤモンド。ずば抜けて高い屈折率を持ち、電気は通さないものの熱はよく通し、ひっかき傷に対する硬さではナンバーワン。炭素の単体として知られ、産業界でも重要な材料です。 硬いダイヤモンドを「磨く」というのだから、変化はやはりダイヤモンドの表面で起きています。研磨にともなう変化の舞台と

    SavingThrow
    SavingThrow 2012/04/13
    "ダイヤモンドの表面は、アルキル基の水素原子であったり、ヒドロキシ基であったり、カルボニル基。sp3混成軌道が、磨くことでsp軌道になり、不安定な炭素原子と反応してCO2なりCOなりが生成するようです。"
  • 文献管理のキラーアプリとなるか? 「ReadCube」 | Chem-Station (ケムステ)

    化学者のつぶやき 文献管理のキラーアプリとなるか? 「ReadCube」 2011/11/4 化学者のつぶやき, 書籍・ソフト・Web, 論文 投稿者: cosine かつてケムステで文献管理ソフトをまとめて紹介したところ、大変な反響をいただきました。増え続けるPDFの管理作業は、分野を問わず研究者の悩みの種ということがよく分かります。【過去記事:Evernoteで論文PDFを一元管理! 最強の文献管理ソフトはコレだ! 】 今や文献管理ソフトは無料有料問わずいくつもの種類が存在しており、半ば戦国時代の様相を呈しているほど。 このたびそこにニューフェースが参上しました。その名もReadCube。ハーバード大学の卒業生が開発し、今年10月に公開されたばかりの無料文献管理ソフトです。 できて間もないながら大変完成度が高く、また他にない優れた機能が搭載されており、キラーアプリたる潜在的力量が見え隠

  • 個性あふれるTOC大集合! - 化学者のつぶやき -Chem-Station-

    論文の内容をひと目でわかるようにしている画像、それがTable of Contents(TOC)もしくはグラフィカルアブストラクトと呼ばれるものです。 以前にも何度かこの「つぶやき」で紹介してきましたが(記事①、②、③、表紙①、表紙②)、衆目を集めるキャッチなーTOCやジャーナル表紙が昨今増殖しつつあります。中にははっちゃけ過ぎとしかとれないものもあるのですが、そんな変なTOCをコレクションしているTumblerが存在していることは、皆さんご存知でしょうか? Table of Contents, Rolling on the Floor Laughing(TOC ROFL)というサイトです。今回はこのTOC ROFLとその他から選りすぐった、爆笑ものだったりアートだったりなTOCを皆さんにご紹介しましょう。 【スポンサード広告】 アート編 自己組織化によって組みあがるヘリケート超分子。

    SavingThrow
    SavingThrow 2011/07/26
    "変なTOCをコレクションしているTable of Contents, Rolling on the Floor Laughing(TOC ROFL)というサイトとその他から選りすぐった、爆笑ものだったりアートだったりなTOCを皆さんにご紹介しましょう。"