少し前にはなりますが、(独)科学技術振興機構 理数学習支援センターから平成24年度の中学校理解教育実態調査の集計結果が発表されました。(PDFファイル)今時の初等理解教育の実態が見えてくるこの調査結果ですが、少なからず心配になるようなデータもありました。 ケムステ読者の皆様はいわゆる理系の方が多いと思います。もしかして生徒時代には学校の科学部所属でした?そんな科学部が今風前の灯というのはどう思われますか? 小学校とは違い、中学からは理科が物理、化学、生物、地学とより具体的に内容が分かれ、授業も理科専門の先生が教えるようになります。よって理系の道へ進むようになるか否かは中学の理科の先生によるところが大きいのではないでしょうか。かくいう私も思いかえせば中学の理科1(化学、物理)の先生に大きな影響を受けています。 調査に対して400校、1200名を超える有効回答が得られています。団塊の世代の教員