所得低いほど高血圧傾向 飲酒や肥満多く、生活習慣にも差―1億人調査・東京医科歯科大学院 時事通信 編集局2024年06月06日14時34分配信 東京医科歯科大=東京都文京区 東京医科歯科大大学院などの研究グループは6日までに、日本人の成人男女延べ1億人超を対象とした調査で、所得が低い人ほど高血圧が多いとの研究結果をまとめた。飲酒や肥満、運動不足などが影響しているという。論文は日本高血圧学会の学会誌「ハイパーテンション・リサーチ」の電子版に掲載された。 糖尿病薬で老化細胞除去 マウスで確認、加齢疾患への応用期待―順大 研究グループは、2009~15年に特定健診を受けた40~74歳の男女延べ約1億2780万人のデータを解析。最高血圧140mmHg以上か最低血圧90mmHg以上、または降圧薬を服用している人の割合を、年収225万円未満~425万円以上まで10段階に分けて調べた。 その結果、年収が