汚染水処理施設 仏企業が設置 4月19日 21時32分 東京電力福島第一原子力発電所の事故で、技術的な支援を行っているフランスの原子力企業「アレバ」が、高濃度の汚染水から放射性物質を取り除く施設を、原発の敷地内に新たに設置することで、東京電力と合意したことを明らかにしました。 これは、フランスに本社のある世界最大規模の原子力企業「アレバ」のロベルジョンCEO=最高経営責任者が、19日、東京都内で記者会見して明らかにしたものです。それによりますと、「アレバ」は、福島第一原発で作業の妨げとなっている高濃度の汚染水から放射性物質を取り除く施設を敷地内に新たに設置することで、東京電力と合意したということです。この施設は、化学物質を投入することで放射性のヨウ素やセシウムを取り除き、放射性物質の濃度を1000分の1から1万分の1程度に減らすということで、同じようなシステムは、すでにフランスで導入されて
フランス大使公邸で、来日中のナタリー・コシウスコ=モリゼ環境大臣(原子力も担当)とベルナール・ビゴ原子力・代替エネルギー庁長官にお目にかかる。 ビゴ長官の名刺は、裏にカラーロゴ入りの日本語。来日の意気込みがわかる。大臣の名刺の裏側は、英語だった。 ビゴ長官から、日本に提供できる技術の説明がある。フランスは、これまでに原子炉を廃炉にした経験があり、廃炉にした原子炉を水で洗浄し、その洗浄水から放射性物質を分けて水を清浄化することができる。 一つは汚染水を蒸留して、水と放射性物質を分離するやり方、もう一つは汚染水に特殊な粘土を入れて、放射性物質を吸着して取り出すやり方。 長官は、今のように外部から水をかけていると、汚染水がどんどん広がってしまうので、はやく周りの水を清浄化して、冷却装置を修復するべきだと力説。 大臣は、サルコジ大統領と一緒に来日し、大統領からフランスの技術のどれが今回使えるか、2
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