玄葉光一郎外相は13日、フランスのジュペ外相と東京都内で初の日仏外相間戦略対話を行った。核開発を続けるイランへの経済制裁を巡り、両外相は国際社会の連携の必要性を確認。ただ、終了後の共同記者会見で、ジュペ氏が欧州連合(EU)が今月末にも合意予定のイラン産原油の禁輸措置などに同調を求めたのに対し、玄葉氏は原油価格高騰や世界経済への影響に配慮する必要があるとして「慎重な運用」を求め、微妙な立場の違いをにじませた。 イランを巡っては、米国がイラン中央銀行と取引のある金融機関の制裁措置を決めたほか、EUもフランスが主導して近く制裁措置をまとめる見通し。 共同記者会見で玄葉氏は「圧力を維持する必要はあるが、制裁で原油価格が高騰すれば(イランを潤わせ)逆効果になりかねない」と指摘。これに対しジュペ氏は「価格高騰を心配するが、我々はそうは見ていない。経済的影響があっても非常に小さい。経済か核兵器開発(の阻
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