【ソウル=牧野愛博】韓国の統一地方選挙が2日、投開票され、与党ハンナラ党は、7市長と9道知事の主要16首長のうち、計6カ所での勝利にとどまり惨敗した。首都ソウル市は、同党現職の呉世勲(オ・セフン)市長(49)が野党第1党の民主党、韓明淑(ハン・ミョンスク)・元首相(66)に辛勝し、再選を果たした。 ハンナラ党の鄭夢準(チョン・モンジュン)代表は3日午前、地方選敗北の責任を取って代表職を辞任する考えを表明した。韓国紙大手の東亜日報は同党の敗因について、韓国哨戒艦沈没事件を巡る政府与党の強硬対応への不安感や、先月に一周忌を迎えた故盧武鉉(ノ・ムヒョン)前大統領支持勢力の復活などを挙げた。 今回の選挙は李明博(イ・ミョンバク)政権への中間評価と位置づけられていた。沈没事件に対する強硬対応への国民の負担感が浮き彫りになったほか、中西部への首都機能移転の見直しや国内4大河川の大規模整備など、李政
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