大物映画製作者はスパイ?=イスラエル核開発に「関与」 大物映画製作者はスパイ?=イスラエル核開発に「関与」 【エルサレム時事】ハリウッドの大物映画プロデューサー、アーノン・ミルチャン氏(66)が、イスラエルの情報機関員として活動していたと暴露する伝記が同国メディアで取り上げられ、話題になっている。イスラエルの核開発をめぐる備品購入にも関与していたという。 ミルチャン氏はイスラエル出身。「プリティ・ウーマン」や「JFK」などのヒット作を手掛けたことで知られ、総資産は40億ドル(約3140億円)に上るといわれる。 イスラエルのメディアが伝記の内容として伝えたところでは、ミルチャン氏は1960年代に情報機関「ラカム」のメンバーとなり、海外での情報活動を支援する偽装会社の設立に関わった。さらに、通常兵器や核兵器製造に必要な部品の購入の取引を秘密裏に行っていたという。(2011/07/24-15