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2013年9月3日のブックマーク (4件)

  • 社会学と因果推論 - 社会学者の研究メモ

    8月に入ってからのICPSR統計セミナー、ゼミ合宿、データクリーニング合宿、数理社会学会という怒涛のイベント+出張シリーズが一段落したので、ひさびさに更新します。 先日行われた第56回数理社会学会の新規会長(近藤博之先生)の講演のタイトルは、「ハビトゥス概念を用いた因果の探求」というものでした。そして(すでに論文として発表されている)2年前に行われた前会長の石田浩先生の講演は「社会科学における因果推論の可能性」というものでした。近藤現会長が狙ったのかどうかは不明ですが、両者とも社会科学あるいは社会学における因果関係の位置づけについて極めて示唆的なものです。 石田先生の講演では、ラザーズフェルドのelaborationの考え方から始まり、60年代後半から70年代にかけての回帰分析時代、その後のパネルデータ分析の隆盛、そしてルービンらの反実仮想的な枠組みに至るまで、計量社会科学における因果関係

    社会学と因果推論 - 社会学者の研究メモ
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    Schuld 2013/09/03
  • 今日のクルーグマン:「救われざる世界」(2013年8月29日)

    昨日のクルーグマンのコラムは,「インドネシアとインドの通貨安は次のアジア危機につながるのか」という懸念について,そこはおそらく心配ないけど,金融危機からちっとも学んでないのはいいかげんどうにかせーよ,とのお話: Paul Krugman, "The Unsaved World," New York Times, August 29, 2013 以下,コラムの概要をみておきましょう. まず,90年代のアジア危機についておさらいしてる:当初,通貨安はドル立ての債務が資産に対して膨らみ,経済の深刻な収縮につながったけど,その後,まさにその通貨安が輸出主導の景気回復をもたらした.いちばん打撃を受けたインドネシアも,6年後の2003年には危機以前のピークを越えている. ただ,このアジア危機は金融規制緩和の不安定性について実物教育になってしかるべきだったのに,そうはならなかった.グリーンスパンやらサマ

    今日のクルーグマン:「救われざる世界」(2013年8月29日)
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    Schuld 2013/09/03
  • M B K 48 : なぜ失業手当(や生活保護費)はお金持ちが負担したほうがいいのか: チョー=シンプルなモデル(偽善的)

    2013年08月30日20:25 カテゴリ なぜ失業手当(や生活保護費)はお金持ちが負担したほうがいいのか: チョー=シンプルなモデル(偽善的) http://sowerlman.blogs.nytimes.com/2013/08/30/why-should-rich-share-unemployment-benefit/ (↑クリックしたらダメよ) "Why should the rich share unemployment benefit?: Very simple model (hypocritical)" ピカール・サワールマンのブログからの転載です。 サワールマンって誰?  ただの変態じゃないでしょうか。 ********** なぜ失業手当はお金持ちが負担したほうがいいのか? "Why should the rich share unemployment benefit?: V

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    Schuld 2013/09/03
  • クルーグマン、「銀行派、労働者、オバマ、サマーズ」 : M B K 48

    2013年09月01日15:41 カテゴリクルーグマン ブログ クルーグマン、「銀行派、労働者、オバマ、サマーズ」 http://krugman.blogs.nytimes.com/2013/08/31/bankers-workers-obama-and-summers/ "Bankers, Workers, Obama and Summers" クルーグマンの8月31日のブログの翻訳です。 ********** 銀行派、労働者、オバマ、サマーズ  "Bankers, Workers, Obama and Summers" ブラッド・デロングが中央銀行の異なる2つの見方について素晴らしい記事を書いている。まず「銀行派」 (banking camp) がいる。彼らは、中央銀行の仕事は金融システムの安定化を確実にすることだと考えている。以上。たぶん物価の安定化も含まれるのだろう。もうひとつのグ

    クルーグマン、「銀行派、労働者、オバマ、サマーズ」 : M B K 48
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    Schuld 2013/09/03