2021年9月29日のブックマーク (2件)

  • 口の乾燥を検知する首用ウェアラブルデバイス 熱、匂い、圧力、3つの刺激で唾液分泌を促す

    Innovative Tech: このコーナーでは、テクノロジーの最新研究を紹介するWebメディア「Seamless」を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 神戸大学 塚・寺田研究室が開発した「Wearable System for Promoting Salivation」は、口内の乾燥状態を測定し、それに応じて唾液の分泌を促す、首に装着するウェアラブルデバイスだ。唾液量の減少を検知すると、下顎を暖め、マッサージし、かんきつ系の匂いを噴射して唾液の分泌を促す。 唾液の分泌が減少すると、口の中が乾燥した状態「口腔乾燥症」(ドライマウス)になる。ドライマウスが発生すると、虫歯や歯周病、口臭、口内炎、粘膜の感染症、味覚障害、嚥下障害などを引き起こしやすくなる。原因は、ストレスや薬の副作用もあるが、加齢によるものが大きいとされている。 最も望ましい

    口の乾燥を検知する首用ウェアラブルデバイス 熱、匂い、圧力、3つの刺激で唾液分泌を促す
    Seamless
    Seamless 2021/09/29
    口内の唾液量は近赤外線分光法で測定、乾燥と判断した時のみ40度まで発熱、顎下の唾液腺を圧迫、レモンの香り噴射で唾液分泌を促す。匂いが最も効果的なため匂いのみメガネ型機器も試作。
  • 頬を膨らませてマウスをクリック ハンズフリー操作可能なマスク型デバイス

    Innovative Tech: このコーナーでは、テクノロジーの最新研究を紹介するWebメディア「Seamless」を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 国際電気通信基礎技術研究所(ATR)、理化学研究所、北海道大学の研究チームは「頬動作を検出するマスク型デバイス」を開発した。マスクの内側に布型のセンサーを取り付け、頬を膨らませた際の接触を検出することで、頬の動きでクリック操作を行える。 新型コロナウイルス感染症の影響を受け、ハンズフリーのユーザーインタフェースの重要性が高まっている。視線や音声といった主流な入力方法がある中で今回は、マスクを装着した状態で頬の動きを利用したユーザーインタフェースを提案する。 頬の動きを検出するために、マスクの内側に通気性を備えた布型の静電容量型センサーを貼り付けた。マスクの両端部分に取り付け、ユーザーが頬を

    頬を膨らませてマウスをクリック ハンズフリー操作可能なマスク型デバイス
    Seamless
    Seamless 2021/09/29
    使い捨てマスク内側に通気性を備えた布製静電容量型センサを取り付け頬を膨らませた際の接触を検出。右頬は右クリック。視線入力でマウスカーソル操作、頬でクリックの組み合わせでタイピングの実験。