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口の乾燥を検知する首用ウェアラブルデバイス 熱、匂い、圧力、3つの刺激で唾液分泌を促す
Innovative Tech: このコーナーでは、テクノロジーの最新研究を紹介するWebメディア「Seamless」を主宰... Innovative Tech: このコーナーでは、テクノロジーの最新研究を紹介するWebメディア「Seamless」を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 神戸大学 塚本・寺田研究室が開発した「Wearable System for Promoting Salivation」は、口内の乾燥状態を測定し、それに応じて唾液の分泌を促す、首に装着するウェアラブルデバイスだ。唾液量の減少を検知すると、下顎を暖め、マッサージし、かんきつ系の匂いを噴射して唾液の分泌を促す。 唾液の分泌が減少すると、口の中が乾燥した状態「口腔乾燥症」(ドライマウス)になる。ドライマウスが発生すると、虫歯や歯周病、口臭、口内炎、粘膜の感染症、味覚障害、嚥下障害などを引き起こしやすくなる。原因は、ストレスや薬の副作用もあるが、加齢によるものが大きいとされている。 最も望ましい
2021/09/29 リンク