2021年10月14日のブックマーク (2件)

  • 製品モデルの色を素早く何度も塗りなおしできるシステム MITなど「ChromoUpdate」開発

    Innovative Tech: このコーナーでは、テクノロジーの最新研究を紹介するWebメディア「Seamless」を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 米MIT CSAILと露スコルコボ研究所の研究チームが開発した「ChromoUpdate」は、プロダクトデザインのテクスチャを素早く何度も転写するためのシステムだ。コンピュータで作成したデザインをUV(紫外線)プロジェクターを用いてその製品モデルに白黒で素早く転写し、異なる色を何度も塗り直すことが可能。デザインの試行錯誤が手軽に行える。 テクスチャデザインや着色といった試行錯誤は、ソフトウェア上でデジタルコンテンツに対して行うのは容易だが、物理的なオブジェクトになると難しい。塗装したらその上から違う色を重ねられないため、失敗すると一からのやり直しになるからだ。 今回は物理的なオブジェクトに

    製品モデルの色を素早く何度も塗りなおしできるシステム MITなど「ChromoUpdate」開発
    Seamless
    Seamless 2021/10/14
    UVプロジェクタを用い製品プロダクトに白黒で素早く直接転写し異なる色を何度も塗り直せる技術。ソフト上ではなくハード上でデザインや色変換が容易に。天気予報が毎日変わるコップ等。
  • ソフトだけでタッチパネルを超解像化 スマホの画面で掌紋認証も

    Innovative Tech: このコーナーでは、テクノロジーの最新研究を紹介するWebメディア「Seamless」を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。 米カーネギーメロン大学の研究チームが開発した「Super-Resolution Capacitive Touchscreens」は、モバイル端末でよく使用される静電容量式タッチパネルに超解像度技術を導入し、タッチ位置を検出するシステムだ。ハードウェアのカスタマイズを行わず、ソフトウェアのみで実現させた。 最も普及しているタッチパネル技術は投影型静電容量方式だ。マトリクス状に形成された電極に指などを近づけた際の電極間の静電容量の変化によってタッチ位置を検出する。 タッチパネルは主に指で入力するように設計されているため、マトリックス状の電極の解像度は、指先が水平方向と垂直方向に少なくとも2ピク

    ソフトだけでタッチパネルを超解像化 スマホの画面で掌紋認証も
    Seamless
    Seamless 2021/10/14
    指よりも小さい検知には向かいスマホの静電容量式タッチパネルに超解像度技術を導入し解像度を向上させ、指より小さな手のひらの掌紋や鍵や玩具などの導電性物体の検出に成功。ハード改造なしにソフトのみで。