元米中央情報局(CIA)職員エドワード・スノーデン容疑者による驚愕の暴露から6月でちょうど1年。 彼から入手した大量の米国家安全保障局(NSA)の機密文書に関する報道でピューリッツァー賞を受賞したグレン・グリーンウォルド氏の著作『暴露』が世界24カ国で同時発売、日本語版は新潮社から発刊された。 まさに、あの暴露を一冊にまとめたこの新著があらためて世界の注目を集めている。 だが実は、スノーデン容疑者が持ち出した機密文書の全貌はまだ解明されていない。推定では、彼がNSAから流出させた文書は150万点とも170万点ともみられており、当のNSA自体が被害全体を把握していないのが実情。未発表文書の中に、もっと重大な秘密が隠されているかもしれないのだ。
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