「Windows 10に勝手にアップグレードされてしまう」「拒否したくてもできない」という問題が、Windowsユーザーを中心に話題になっている。マイクロソフトはなぜこれほどWindows 10への移行を急ぐのだろうか。また、現在Windows 7/8.1を使っているユーザーは、Windows 10へアップグレードすべきか否か? ITジャーナリストの大河原克行氏に聞いた。 マイクロソフトが、ある種、暴挙ともいえる手段に打って出た。 それは、2016年7月29日まで提供しているWindows 10への無償アップグレードを、ほとんど「強制的」に行うというものだ。ちょうど今は、無償アップグレードの提供を終了するまで、2カ月を切ったところである。なぜマイクロソフトは、このタイミングでWindows 10へのアップグレードを強制するような手段に打って出たのだろうか。 ■Windows 10へ