3月9日、世界最大規模のイノベーション・カンファレンス「SXSW 2018」が開幕した。今年は日本企業のブースが人気を博している。DIGIDAYが注目したのは、大手広告会社の電通と博報堂だ。代理店の機能を超えて、自社からの新規事業をオープンイノベーションで生み出そうとしている。SXSWはまさにそのための土台だ。 SXSW 2018(サウスバイサウスウエスト)が3月9日、米テキサス州オースティンで開幕した。この音楽・映画、エンターテイメント、テックの祭典は、18日まで開催される。10日(米時間)には、イーロン・マスクがサプライズ登壇し、朝からチケット争奪戦に長蛇の列ができるなど、連日大盛り上がりだ。 今年のSXSWで目立つのが、日本人と日本企業からの出展の多さだろう。最新テクノロジーにフォーカスしたインタラクティブ部門の目玉のひとつで、大企業やスタートアップが最新のアイデアや製品プロトタイプ