2019年8月12日のブックマーク (3件)

  • スマホでアルツハイマーを早期診断、アップルらが初期成果を発表

    スマホとアプリを利用して集めたデータから、アルツハイマー病を早期に診断できる可能性があることが、新たな研究によって明らかになった。 医薬品大手のイーライリリー、医療技術スタートアップ企業のエビデーション・ヘルス(Evidation Health)、アップルの共同研究チームは、60~75歳の113人の被験者にアイフォーンとアップル・ウォッチ、アイパッド、睡眠モニターを配布した。被験者113人のうち31人はレベルに違いはあるものの認知症を患っているか認知機能が低下している。研究チームは、運動制御、気分、入力スピード、言語の使用、睡眠パターンなどのデータを12週間に渡って端末から収集した。被験者は、気力や気分についてのアンケートに毎日回答し、アプリで簡単なテストを受けた。 認知症の兆候がある人は、規則通りの入力があまりできず、入力スピードも遅かった。また、健康な対象者よりも送信するメッセージが少

    スマホでアルツハイマーを早期診断、アップルらが初期成果を発表
  • 「世界一のAI大国」目指す中国、優秀な研究者は国外に流出

    新たな分析によると、中国人の人工知能AI)研究者の数は過去10年間で10倍に増加したものの、その大半が国外に住んでいるという。 ここ数年間、中国は「AI大国」を目指して国を挙げて取り組んできた。中国政府は2012年時点でいち早くAI分野に注力する必要があると考え、2017年にはAIテクノロジーの発展と利用に関する詳細な国家戦略を発表した。 中国の経済成長を専門とするシカゴのシンクタンク「マルコポーロ(MacroPolo)」のジョイ・ダントング・マー副所長はこのほど、中国政府による後押しがAI分野の人材にどのような影響を与えたかを分析した。同副所長は、著名な国際AI関連学会の1つである「神経情報処理システム(NeurIPS:Neural Information Processing Systems)」で採択された論文を分析。この結果、中国の大学を卒業した論文著者は、過去10年間でほぼ10倍

    「世界一のAI大国」目指す中国、優秀な研究者は国外に流出
  • トヨタが生活支援ロボットにAI導入へ、PFNと共同開発

    トヨタ自動車は日人工知能AI)企業であるプリファードネットワークス(PFN)と協力し、最先端のAIを活用して高齢者や障害者をサポートできるロボットを提供することを目指している。 トヨタは今回の取り組みにより、現在開発している生活支援ロボット(Human Support Robot、以下HSR)にちょっとした知能を加える予定だ。数十台規模のHSR(上写真)をプリファードネットワークスに貸与して、今後 3 年間で両社が連携して研究開発を実施し、サービス・ロボットをより賢く、より便利することを目指す。 2014年設立のプリファードネットワークスは、現在のAIブームを牽引するテクノロジーである深層学習を専門としている。同社のアルゴリズムはすでに、医療画像の分析、工場の自動化、自律運転の分野で採用されている。とすると、今回の新たな研究プロジェクトは理にかなった動きと言える。生活支援祉ロボットの

    トヨタが生活支援ロボットにAI導入へ、PFNと共同開発