セールスフォース(Salesforce)は1月30日、今年1月に発表した従業員10%削減計画の一環として追加のレイオフを最近実施したことがInsiderの調べで分かった。従業員は社内のSlackチャンネルで、人員削減に対する会社の対応に懸念を表明している。 Insiderが閲覧したメッセージには、次のように書かれていた。 「仲のよかった同僚を一人ひとりSlackで検索して、誰が生き残り、誰が生き残らなかったかを確認しなければならない。大災害の後、行方不明者の掲示板で安否確認をするようなものだ」 「朝になってからログインして、パスワードがまだ使えるかどうか試してみる。セールスフォースのルーレットだ」 セールスフォースは通常、レイオフの対象になる従業員に対しては、「あなたの役割に関する重要な情報」という件名の電子メールでその旨を通知している。 同社のレイオフ事情に詳しい複数の関係者の話を総合す