印刷 関連トピックス原子力発電所東京電力放射線防護服を着用して行われた原子力災害用ロボットスーツのデモンストレーション=7日、茨城県つくば市放射線防護服を着用して行われた原子力災害用ロボットスーツのデモンストレーション=7日、茨城県つくば市 筑波大発のベンチャー企業サイバーダイン(茨城県つくば市)は7日、原子力災害用のロボットスーツを開発したと発表した。東京電力福島第一原発事故を受け、約2カ月かけて緊急製作した。重さが60キロあるタングステン製の放射線防護服を着たままでも、自由に歩き回って作業できる。 防護服の装着によって、作業員の放射線被曝(ひばく)をほぼ半分にできるという。 スーツはもともと、脳卒中患者らの歩行や立ち上がりなどの動作を支えるためにつくられた。コンピューター制御のモーターで人の動きを補助する仕組みで、原子力災害用スーツは、重い防護服を支えるためのフレームが肩から腰に