記事一覧 大飯原発差し止めで県内外住民提訴 福井地裁に来月30日 (2012年10月12日午前8時18分) 7月に再稼働し、営業運転中の関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の運転差し止め訴訟を準備している県内を中心とした住民らが11月30日、関電に対し福井地裁に提訴することが11日分かった。 訴訟では、関電が東京電力福島第1原発事故を受けた安全性の証明や対策、また、専門家が活断層の可能性を指摘した原発敷地内を走る断層(破砕帯)の調査を十分にしなかったとして、再稼働の違法性を主張。再稼働させなくても電力は足りるとして、需給の観点でも再稼働の必要性は認められないと訴える。 弁護団で事務局長を務める笠原一浩弁護士は「福島第1原発の事故原因がきちんと分かるまでは再稼働などあり得ない。県内の原発に対し、運転差し止め訴訟をしている他県の原告団とも連携していきたい」と述べた。 提訴を準備し